外為 | 2015年09月25日 15:35 JST

〔週間外為見通し〕ドル円、レンジ圏で推移=米雇用統計に注目

 来週のドルの対円相場は、米雇用統計を控えて様子見ムードとなる中、1ドル=119~121円のレンジ圏で推移すると予想する。下値では米国の年内利上げ観測による買い支えが入り、上値では株価の不安定な値動きなどが抑えとなろう。  今週のドル円は、119円21銭~120円66銭で推移。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の年内利上げ示唆発言と、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題による世界経済の先行き懸念などが入り交じったものの、総じて小幅な値動きにとどまった。  来週は、企業の四半期末にあたる30日までは薄商いになりそう。この状況下では上下に振れやすく、内外株価の動向に注意が必要だ。テクニカル的には120円台後半から121円にある日足一目均衡表の雲に上値を抑えられる一方、下値では米国の年内利上げ観測に支えられる。  最も重要な材料は、2日の米雇用統計となりそうだ。景気回復を裏付ける形になれば、10月利上げ期待が高まり、ドル円は上昇。下振れた場合はドル売りが出るものの、年内利上げ観測が維持される限り、下げ幅は限定的と考えられる。週後半は雇用統計に向けて、徐々に様子見ムードが強まる。相対的に、このほかの米国側の材料や、景況感の悪化が予想される10月1日の日銀短観への動意は薄いとみられる。  ユーロ圏では、9月30日に8月の失業率と9月の消費者物価が発表される。欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測はいったん後退したものの、VW問題などもあり、追加緩和期待が高まりやすく、注意が必要だ。  予想レンジは、ドル円が119円00銭~121円00銭、ユーロドルは1.1080~1400ドル。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 52.62 -0.25
NYMEX金先物 2月限 1284 -3.9
NYMEXプラチナ先物 4月限 796.4 +0.9
NYMEXガソリン 1月限 1.3857 -0.0007
WTI ・・・ 52.39 +0
シカゴコーン ・・・ 378.75 +0
シカゴ大豆 ・・・ 915 +2
シカゴコーヒー ・・・ 103.4 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0