外為 | 2015年10月26日 08:10 JST

〔外為・今日の材料〕ドル底堅い、121円台前半=全般は様子見も(26日)

 26日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、中国の金融緩和でリスクオンとなった流れが継続する中、1ドル=121円台前半で底堅く推移するとみられる。週後半に日米金融政策決定を控えて「全般は様子見気分も強い」(FX業者)とされ、値幅は限られる可能性もある。予想レンジは121円10銭~60銭。  前週末の海外市場では、欧州時間は120円台前半でもみ合ったが、米国時間に入って一段高となった。中国人民銀行が貸し出し基準金利などの0.25%引き下げを発表。これを受けて米株価が上昇する一方、為替市場ではリスクオンのドル買いが進行。ドル円は121円台に乗せ、米国時間の終盤は121円40銭前後で推移した。週明け東京市場の早朝は121円30~40銭台で取引されている。  前週は、ECBのドラギ総裁も追加緩和を示唆する発言を行っており、これに中国の利下げが重なる構図となった。ドラギ発言と中国利下げで「内外株式市場で改めてリスクオンのムードが高まった」(銀行系証券アナリスト)とされ、ドルは一気に上値を試す展開となった。欧州と中国の緩和スタンスが鮮明となり、「米国は利上げを先送りし、日銀は追加緩和に動く可能性がある」(同)との見方も浮上し、ドル円の地合いは底堅い。  一方、「先週後半のドル円の上げ幅が大きいこともあり、目先は利食い売りなどが出やすい」(大手邦銀)とされ、いったんは軽度の調整局面を迎えるとみられる。追加緩和が期待される日銀も「現状維持を決定する可能性が高い」(別の銀行系証券アナリスト)ため、積極的にはドル円を買えず、結果的に現行水準でのもみ合いが見込まれる。  本日は、東京時間は特に目立つ予定はない。欧米時間も10月の独IFO景況感指数、10月の独連銀月報、9月の米新築住宅販売が予定される程度。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 71.34 +0.26
NYMEX金先物 10月限 1218.1 +7.8
NYMEXプラチナ先物 10月限 836.2 +9.1
NYMEXガソリン 10月限 1.942 -0.0006
WTI ・・・ 71.36 +0
シカゴコーン ・・・ 373.75 +3.5
シカゴ大豆 ・・・ 867.5 +24
シカゴコーヒー ・・・ 119.05 +2.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0