外為 | 2017年04月21日 08:12 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、109円台前半=仏大統領選控え動きにくい(21日)

 21日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、仏大統領選などを控えて積極的にポジションを作りにくく、1ドル=109円台前半を中心に推移するとみられる。予想レンジは109円00~50銭。  前日の海外市場では、欧州時間は手掛かり材料が乏しく、109円挟みの展開となった。米国時間の序盤は米長期金利の上昇に支援され、109円40銭台に水準を切り上げた。中盤は米金利の動きに沿っておおむね109円20~40銭台で強含み、終盤は米株の伸び悩みや米金利の上昇一服により、109円20~30銭台で推移した。東京市場の早朝は、109円30銭台で小動きとなっている。  前日の米株は、米企業決算を好感して大幅反発。これを受けて債券売りが進み、米長期金利は持ち直した。また、黒田日銀総裁が米メディアに、年間80兆円の国債買い入れを「当面は続ける」と述べたことや、ムニューシン米財務長官が税制改革案を「極めて近いうちに」提示すると表明したことも、投資家心理を若干改善させた。  これらにサポートされ、ドル円はやや水準を切り上げる展開となったが、109円半ばでは伸び悩んだ。日米財務相会談やG20での為替政策についての議論や、23日の仏大統領選の第1回投票を見極めたいとのムードが強いほか、北朝鮮情勢への警戒も依然根強い。「個人投資家はドルの上値の重さを意識しており、109円台では利食いや戻り待ちの売りを出している」(FX会社)という。ドル円は不透明要因が多く、「110円台をトライするムードはない」(外為仲介業者)とされ、目先も頭が重い展開が続くとの見方が支配的となっている。  きょうの東京時間は特段の材料は見当たらない。欧米時間はG20が最終日を迎えるほか、3月の英小売売上高、3月の米中古住宅販売が発表される。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 57.04 +0.26
NYMEX金先物 12月限 1253.8 +2
NYMEXプラチナ先物 1月限 881.2 +8.2
NYMEXガソリン 12月限 1.6707 -0.0159
WTI ・・・ 56.95 +0
シカゴコーン ・・・ 348.5 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 967.75 +0.75
シカゴコーヒー ・・・ 116.9 -2.25
CRB商品指数 ポイント 184.2184 +0