外為 | 2017年05月19日 15:54 JST

〔週間外為見通し〕ドル円、上値の重い展開=米政権の先行き不透明で

 来週の外国為替市場のドル円相場は、FBIの捜査妨害疑惑などでトランプ米政権の先行き不透明感が強く、引き続き上値の重い展開が予想される。弾劾裁判の思惑が広がると、下値を模索する可能性もある。  今週のドル円は急落した。週初は、12日の低調な米消費者物価指数や14日の北朝鮮ミサイル発射を嫌気して、1ドル=113円付近に下落。週半ばは、トランプ大統領によるロシアへの機密情報漏えいやFBI捜査妨害疑惑を受けた政権の先行き不安からリスク回避姿勢が強まり、110円台前半に急落した。週末は良好な米雇用関連指標などで111円台後半へ切り返したが、上値追いには慎重となり、111円台前半に押し戻された。  トランプ政権が掲げる減税やインフラ投資の実現に懐疑的な見方が広がっているほか、トランプ大統領自身が弾劾裁判にかけられるとの臆測も浮上、投資家のリスク選好意欲は後退している。米国の利上げペースが鈍化するとの懸念も出始めていることから、ドルを積極的に買っていく動きは出にくく、「上値の重い地合いが続く」(FX会社)との見方が多い。また、「株価が大きく下げるなどリスクオフが強まれば、一時的に110円を割り込む可能性がある」(外為仲介業者)との声も出ている。  米国では来週、住宅関連指標やFOMC議事要旨などが公表されるが、市場の関心は政治情勢に向いているため、「ドル円の反応は限定的」(前出のFX会社)とみられている。  ユーロドルは方向感が出にくく、レンジ相場が予想される。  予想レンジは、ドル円が1ドル=109円50銭~112円50銭、ユーロドルは1ユーロ=1.1000~1250ドル。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 58.52 +0.45
NYMEX金先物 3月限 1301.8 -0.6
NYMEXプラチナ先物 4月限 831.8 +4.5
NYMEXガソリン 3月限 1.8577 +0.0241
WTI ・・・ 58.46 +0
シカゴコーン ・・・ 371.5 +0
シカゴ大豆 ・・・ 905.75 +0
シカゴコーヒー ・・・ 94.6 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0