外為 | 2017年08月11日 06:20 JST

〔NY外為〕円上昇、109円台前半=弱いインフレ指標で(10日)

 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク外国為替市場では、弱い米経済指標や北朝鮮情勢の緊迫化を手掛かりに、円相場は1ドル=109円台前半に上昇した。午後5時現在は109円16~26銭と、前日同時刻(110円00~10銭)比84銭の円高・ドル安。  朝方発表された7月の米卸売物価指数(PPI)は全体、エネルギーと食品を除いたコアともに前月比0.1%低下し、プラスの市場予想を下回った。市場で警戒されているインフレの弱さが確認され、年内の米追加利上げ観測が後退。序盤から円買い・ドル売りが加速した。  また、北朝鮮情勢の緊迫化を背景にしたリスク回避ムードも継続し、円買い圧力となった。北朝鮮軍は10日、米領グアム島に向けた中距離ミサイルの発射を検討していると公表。これを受けてトランプ米大統領がこの日、改めて北朝鮮の挑発行為を強くけん制するなど、米朝の激しい応酬が続いている。  PPIが弱い結果に終わる中、市場はインフレ動向を見極めようと、翌11日の米消費者物価指数(CPI)に注目している。市場関係者からは「CPIが予想を下回れば、円相場はあっさり108円台に突入するだろう。4月の高値(108円32銭)を突破すれば、105円を目指す可能性もある」(邦銀筋)との声が聞かれた。  ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1,1766~1776ドル(前日午後5時は1.1754~1764ドル)、対円では同128円53~63銭(同129円41~51銭)。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.87 +0.19
NYMEX金先物 10月限 1299.9 -10.8
NYMEXプラチナ先物 11月限 940.9 -8.3
NYMEXガソリン 10月限 1.6169 +0.0118
WTI ・・・ 51.81 +0
シカゴコーン ・・・ 350.5 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 991 -5.5
シカゴコーヒー ・・・ 123.9 +0.15
CRB商品指数 ポイント 184.6214 +0