外為 | 2017年09月12日 08:09 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、109円台前半=内外株高などで底堅い(12日)

 12日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、内外株高や米金利上昇などに支援され、1ドル=109円台前半で底堅く推移する見通し。引き続き北朝鮮リスクの後退が強材料だが、「ドル円の上昇ペースがやや速い」(FX業者)こともあり、目先は上げ一服とな可能性もある。予想レンジは108円95銭~109円85銭。  前日の海外市場では、欧州時間は108円40~50銭前後でもみ合った。米国時間は、北朝鮮リスクの後退を受けて米株式相場が上伸。一方、安全資産の米国債は売られ、米長期金利が上昇したことを眺めてドル円も買いが強まり、終盤には109円50銭近くまで上昇した。東京時間の早朝は上げ一服となり、109円30銭前後で推移している。  北朝鮮が9日の建国記念日にミサイルを発射しなかったことは「日本株に続いて欧米株の買い材料となり、リスクオンのムードとなる中でドル円も買いが続いた」(同)とされる。このほか、ハリケーン「イルマ」が勢力を一段と弱めて熱帯低気圧になり、米経済への悪影響をもたらすとの懸念が後退したこともドル円の買い材料となった。  さらに国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議で米国が譲歩したことも「北朝鮮リスクの後退につながった」(大手邦銀)という。米国は当初、石油の全面禁輸など求めていたが、石油輸出に上限を設ける程度にとどめた。これにより「北朝鮮が反発を強めるリスクは目先は薄らいだ」(同)とされる。ドル円は引き続き底堅く推移すると見込まれるが、「前日からの上昇ペースが速いこともあり、いったんは利食い売りも出やすく、目先は水準調整になるのではないか」(同)との指摘が聞かれた。  本日は、東京時間は目立つ予定はない。欧米時間は8月の英消費者物価、API米週間原油在庫、OPEC月報などが予定される程度。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.55 -0.46
NYMEX金先物 11月限 1295.8 -19.9
NYMEXプラチナ先物 12月限 952.9 -30.6
NYMEXガソリン 11月限 1.7447 -0.0042
WTI ・・・ 56.52 +0
シカゴコーン ・・・ 343 +1.75
シカゴ大豆 ・・・ 990.5 -0.25
シカゴコーヒー ・・・ 122.75 -1.05
CRB商品指数 ポイント 190.3859 +0