外為 | 2017年10月12日 08:18 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、112円台半ば=なお決め手に乏しい(12日)

 12日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、引き続き決め手に乏しく、1ドル=112円台半ばで方向感の出にくい展開が見込まれる。未明に発表されたFOMCの議事要旨は「大きな材料にはならなかった」(FX業者)とされ、ドル円はなおレンジ圏での推移が見込まれる。予想レンジは112円20~85銭。  前日の海外市場では、欧州時間は112円20銭前後でもみ合った後、調整的な売りで112円10銭前後に緩む場面もあったが、下値では買い戻しが入り、持ち直した。米国時間は、米株が堅調に推移する中、タカ派的なFOMCの議事要旨への期待感から112円40銭台に浮上。もっとも、同要旨は「大方は予想通り」(同)と受け止められ、結果的に大きくは響かず。東京時間の早朝は112円50銭前後で小動きとなっている。  9月19日、20日のFOMC議事要旨によると、利上げ決定を左右するインフレ動向に関して(FOMC内で)見方が分かれていたことが判明。これを受けてドル円は一時売りが強まったが、長続きはしなかった。  このところのインフレ関連指標はさえないものが目立ち、「FOMC内での見方が分かれるのはむしろ自然」(大手邦銀)とされる。もともとFRBは利上げはデータ次第であることを強調しており、「12月の利上げの有無では今週末の米物価指標が注目される」(同)という。それまでは「結果的に材料難から動意に乏しい」(同)と見込まれる。  本日は、東京時間は9月の中国新車販売、欧米時間はG20財務相・中央銀行総裁会議(13日まで)、8月のユーロ圏鉱工業生産、9月の米卸売物価、米週間新規失業保険申請件数、パウエルFRB理事講演、ブレイナードFRB理事講演、ドラギECB総裁のパネル討論参加、9月の米財政収支などが予定される。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.87 +0
NYMEX金先物 4月限 1311.4 +0
NYMEXプラチナ先物 4月限 946.6 +0
NYMEXガソリン 2月限 1.6179 +0
WTI ・・・ 51.38 +0
シカゴコーン ・・・ 350.5 +0
シカゴ大豆 ・・・ 991 +0
シカゴコーヒー ・・・ 123.95 -2.5
CRB商品指数 ポイント 184.829 +0