外為 | 2017年12月05日 08:14 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、112円台半ば=海外市場での反落で上値重い(5日)

 5日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前日の海外市場で反落した流れを受け継ぎ、1ドル=112円台半ばでやや上値の重い展開が見込まれる。当初は米税制改革法案への期待による買いが強かったが、徐々に調整売りが優勢になった。目先は「水準調整になる」(FX業者)とみられる。予想レンジは112円05~75銭。  前日の海外市場では、欧州時間は112円90銭台から113円前後の高値圏でもみ合った。米国時間の序盤から中盤は買いが強まる場面もあったが、その後は堅調だった米株価の伸び悩みなどを眺めて徐々に売りが強まり、終盤は112円40銭前後まで下げた。東京時間の早朝はやや下げ渋り、112円45銭前後で推移している。  前日の東京時間の終盤から米国時間の前半は、2日に米上院で可決した税制改革法案を改めて期待する買いが入り、113円前後を維持したが、米株の伸び悩みのほか、「トランプ政権のロシア疑惑がくすぶっていることが重しとなり、調整売りが強まった」(同)という。また、税制改革法案は今後、下院案との一本化が必要だが、「年内に成立するかどうかは予断を許さない」(同)との見方もドル円を圧迫した。  ただ、海外市場で売られた余韻から目先は上値の重さは残るが、「積極的に売っていく材料は見当たらず、112円台前半から半ばにかけての水準調整的な動きにとどまる」(大手邦銀)と指摘される。米税制改革法案も「年内成立の可能性が高まればドル円も買い直され、改めて上値を切り上げるだろう」(同)との声が聞かれる。  本日は、東京時間は7~9月期の豪経常収支、10月の豪小売売上高、豪中銀金融政策発表、欧米時間は7~9月期のユーロ圏GDP確定値、10月のユーロ圏小売売上高、10月の米貿易収支、11月の米ISM非製造業景況指数などが予定されている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 57.62 -0.42
NYMEX金先物 7月限 1409.2 -4.6
NYMEXプラチナ先物 8月限 842.3 -6.1
NYMEXガソリン 7月限 1.8918 -0.0054
WTI ・・・ 57.41 +0
シカゴコーン ・・・ 435.25 +3
シカゴ大豆 ・・・ 887.75 +0.75
シカゴコーヒー ・・・ 104.1 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0