外為 | 2018年01月12日 08:06 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、111円台前半=弱い米物価指標で軟調(12日)

 12日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、弱い米物価指標やユーロ買い・ドル売りにより、1ドル=111円台前半での軟調地合いが見込まれる。予想レンジは110円90銭~111円50銭。  前日の欧州時間のドル円はやや売られ、111円55~70銭台で推移。米国時間は、タカ派的と受け止められたECB理事会議事要旨を背景としたユーロ買い・ドル売りや、低調な米卸売物価指数、米週間新規失業保険申請件数を受けてじり安となり、中盤には111円30銭付近へ軟化した。終盤は米長期金利低下で111円付近へ下落したが、米株高やダドリー・ニューヨーク連銀総裁の利上げに前向きな発言に支えられ、111円20銭台に買い戻された。東京早朝は同レベルで小動きとなっている。  12月14日に開催されたECB理事会議事要旨は、金融政策やフォワードガイダンスに関する声明の表現について、「18年の早い時期に見直す可能性がある」などとの見方が示された。  12月の米卸売物価指数は、前月比0.1%低下と市場予想(ロイター通信調査)の0.2%上昇を下回った。市場関係者は「インフレ指標に注目が集まっていた中、予想外のマイナスでネガティブ材料になった」(外為仲介業者)と話す。  ドル円は、低調な米物価指標のほか、タカ派的なECB理事会議事要旨を受けたユーロ高・ドル安に圧迫され、水準を切り下げる展開となった。111円台前半で下げ止まっているが、「戻りが鈍く、111円を割り込む可能性がある」(FX会社)という。米国の3連休を前に「利益確定や持ち高調整のドル売り・円買いが出やすい」(前出の外為仲介業者)との指摘も出ている。きょうの東京時間は、12月の中国貿易統計が公表される。欧米時間は12月の米消費者物価指数、12月の米小売売上高が発表される。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 68.91 +0.74
NYMEX金先物 10月限 1201.2 +0.2
NYMEXプラチナ先物 10月限 800.9 +13.5
NYMEXガソリン 9月限 1.9768 +0.0261
WTI ・・・ 68.81 +0
シカゴコーン ・・・ 348 -1
シカゴ大豆 ・・・ 823.5 -3.25
シカゴコーヒー ・・・ 93.45 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0