外為 | 2018年01月12日 17:30 JST

〔週間外為見通し〕ドル円、110円台まで下落も=日銀オペを警戒

 来週の外国為替市場のドル円相場は、今週のドル安・円高の流れを引き継ぎ、1ドル=110円台まで下落することも想定される。国内外の株価や日銀の国債買い入れの動向などに神経を使う展開となりそうだ。  今週9日は日銀が超長期債買い入れを減額したことが想定外と受け止められ、日本の長期金利が上昇。日米の金利差が縮小するとの思惑から、ドル円は113円台前半から一時112円台半ばに下落した。その後も日銀が緩和策を調整するとの観測が広がり、10日には1カ月ぶりとなる111円台に軟化。11日にかけては、中国が米国債購入を縮小するとの報道が重しとなったが、中国当局が否定的な声明を発表すると、水準を小幅に切り上げた。12日は米物価指標の悪化を受けて111円近辺まで下落し、もみ合いが続いた。  来週は日銀が15、17、19日に国債の買い入れオペを予定しており、市場関係者は「再び減額しないか、警戒ムードが強まる」(外為仲介業者)と指摘。15日に開かれる日銀の支店長会議で黒田東彦総裁があいさつすることから「減額の意図など、手掛かりが得られないか注視している」(同)と話した。  米国では鉱工業生産指数やミシガン大消費者信頼感指数などが発表される。  ユーロドルは今週、欧州中央銀行(ECB)の政策正常化が早まるとの観測から上昇し、ドル円を圧迫した。来週もECBの金融政策の先行き観測やドイツの政治情勢などが材料となりそうだ。  予想レンジは、ドル円が1ドル=110円00銭~112円50銭、ユーロドルが1ユーロ=1.1900~1.2150ドル。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 68.65 +0.72
NYMEX金先物 10月限 1226.5 +0
NYMEXプラチナ先物 10月限 827.8 +4.6
NYMEXガソリン 10月限 1.8911 +0.0256
WTI ・・・ 69.11 +0
シカゴコーン ・・・ 370.75 -4.5
シカゴ大豆 ・・・ 863.5 -7.25
シカゴコーヒー ・・・ 121.65 -0.4
CRB商品指数 ポイント 0 +0