外為 | 2018年02月10日 07:31 JST

〔NY外為〕円、108円台後半(9日)

 【ニューヨーク時事】週末9日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下などを背景に円買い・ドル売りが先行した後、米株価の回復を受けてドルが急速に買い戻され、いってこいの展開となった。午後5時現在は1ドル=108円75~85銭と、前日同時刻(108円70~80銭)比05銭の円安・ドル高。  朝方の円相場は109円近辺で弱含みに推移。米議会上下院が9日早朝、失効した予算に代わるつなぎ予算案を含む、今後2年間の連邦政府予算の上限引き上げ法案を賛成多数で可決し、トランプ大統領の署名を経て政府機関の一部閉鎖状態が解除された。また、日本政府が4月に任期満了となる黒田東彦氏を日銀総裁に再任させる方針を固めたとの一部報道を受けて、現行の大規模緩和策が継続されるとの観測が台頭。いずれの材料も円を売ってドルを買う動きにつながっていた。  その後、米株相場の急落を受けて債券が買われ、10年債利回りが低下したため、ドルに売り圧力がかかり、円相場は一時108円05銭まで上昇。しかし、いったん大きくマイナス圏に沈んでいた株価がプラス圏に浮上して上げ幅を拡大すると、ドルの買い戻しが活発化。投資家の過度なリスク回避姿勢が後退する中、円は朝方の水準に押し戻された。  市場では「米株が(為替相場を)主導する展開。原因が分からない株価の乱高下とボラティリティーの高まりを受けて警戒感が強い。この変動は続きそうで、来週も株価を眺めながらの展開になろう」(邦銀筋)との声が聞かれた。また、同筋によると「米長期金利の上昇傾向が短期的には米経済の負担になるとの根強い懸念もあり、株価が持ち直すかどうか注視する必要がある」という。  ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.2248~2258ドル(前日午後5時は1.2242~2252ドル)、対円では同133円28~38銭(同133円13~23銭)。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 71.84 -0.85
NYMEX金先物 6月限 1289.6 +5.7
NYMEXプラチナ先物 7月限 900.8 +7.1
NYMEXガソリン 5月限 2.2601 -0.0218
WTI ・・・ 71.8 +0
シカゴコーン ・・・ 408.5 +2.5
シカゴ大豆 ・・・ 1039.25 +8.25
シカゴコーヒー ・・・ 120.45 +1.1
CRB商品指数 ポイント 0 +0