外為 | 2018年04月09日 08:19 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、107円前後=新規材料難からもみ合い(9日)

 9日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前週末の海外市場の流れを引き継いでやや売りが先行しているものの、新規材料難から1ドル=107円前後でもみ合うと見込まれる。本日も米中通商政策が注目されるが、「目新しさに欠け、方向感に乏しい」(外為取次業者)という。予想レンジは106円50~107円50銭。  前週末の海外市場では、欧州時間は107円30銭台で推移した。米国時間の序盤に発表された3月の米雇用統計は非農業部門就業者数の伸びが市場予想を大きく下回ったことからドル売りが強まり、一時106円台後半に下落した。その後、小戻したが、対中貿易摩擦で米株が下落したことなどに圧迫され、終盤は再び106円台後半となった。週明け東京時間の早朝は107円台に浮上した後はやや緩んでいる。  前週末はまた、パウエルFRB議長の講演も注目されたが、同議長は「インフレ率は今後数カ月で上昇する」との見通しを明らかにした上で、今後も利上げを継続することが適切との認識を示した。市場では、利上げペースが加速するのではないかとの思惑から米株が下落し、ドル円の圧迫要因となった。  本日のドル円は、早朝にはやや売りが先行したが、「新規の手掛かり材料に乏しい」(先の外為取次業者)と指摘される。注目は、中国の習近平国家主席が10日に行う各国の経済人が集まる中国版ダボス会議「ボアオ・アジア・フォーラム」での基調講演で、「トランプ米大統領の強硬な姿勢に対してどのような発言をするのか見極めたい」(FX会社)との向きが多く、狭いレンジでの取引となりそうだ。  このほか、本日は東京時間に黒田東彦日銀総裁の再任会見が行われる。海外時間はIMFの世界経済見通し発表、ブラートECB専任理事の講演が予定される。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 62.87 -0.16
NYMEX金先物 5月限 1285 -5
NYMEXプラチナ先物 6月限 832.6 -14.3
NYMEXガソリン 5月限 2.0618 -0.0189
WTI ・・・ 62.72 +0
シカゴコーン ・・・ 379 +3.75
シカゴ大豆 ・・・ 839.75 -19
シカゴコーヒー ・・・ 88.05 -1.95
CRB商品指数 ポイント 0 +0