外為 | 2018年04月13日 17:59 JST

〔週間外為見通し〕ドル円、神経質な展開=シリア情勢と日米首脳会談が注目

 来週のドル円相場は、神経質な展開が予想される。シリア情勢の悪化や日米首脳会談の行方次第でリスクオフムードが強まり、円高が進む可能性がある。  今週のドル円は、米中貿易戦争やシリア情勢をめぐって売り買いが交錯。ドル円は1ドル=106円台後半から107円台後半を推移した。  今週初めはトランプ米大統領がシリアの化学兵器使用疑惑に関して「48時間以内に大きな決断を下す」と明言。これを受けて、ドル円は10日に106円台後半に下落。その後、中国の習近平国家主席が市場開放に前向きな姿勢を示したことで、米中貿易戦争への懸念が緩和され、11日に107円台前半まで浮上した。週半ば以降は、再びシリア情勢への懸念が強まりドルが売られた後、トランプ氏が慎重な姿勢を示唆すると上昇に転換するなど、地政学的リスクに左右された。  来週もシリア情勢が影響しそうだ。市場では米国などがシリアを攻撃すれば「リスクオフによる円買いが進む」(シンクタンク)との見方が多い。攻撃は既に想定内のため、円高が進んでも一時的との声も聞かれるが、シリア側に立つロシアが攻撃姿勢を強めれば、円高が加速するのは必至だ。一方、米フロリダ州で17、18両日開催される日米首脳会談で、トランプ氏が「通商面で圧力を加えてくる恐れがある」(資産運用会社)と市場は警戒。その場合は円高圧力が加わりそうだ。  来週はこのほか、17日に中国が1~3月期の国内総生産(GDP)、国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しをそれぞれ発表。20日には20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれる。米財務省の半期為替報告書も近く公表される予定だ。  予想レンジは、ドル円が1ドル=106円50銭~108円50銭、ユーロドルが1ユーロ=1.2200~2500ドル。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 52.58 -1.35
NYMEX金先物 12月限 1242.7 -4.6
NYMEXプラチナ先物 1月限 797.5 -10.3
NYMEXガソリン 12月限 1.4782 -0.0353
WTI ・・・ 51.21 +0
シカゴコーン ・・・ 384.25 +0.5
シカゴ大豆 ・・・ 907 -7
シカゴコーヒー ・・・ 98.8 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0