外為 | 2018年05月16日 08:09 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、110円台前半=米金利上昇で堅調(16日)

 16日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前日の海外市場で買われた流れを受け継ぎ、1ドル=110円台前半で堅調に推移するとみられる。引き続き米長期金利の上昇が支援要因。ただ「金利上昇を嫌気して米株が下落しており、ドル円の上げ余地は限られる」(FX業者)との声もある。予想レンジは109円90~110円80銭。  前日の海外市場では、欧州時間は109円90銭前後でもみ合った。米国時間に入ると、4月の米小売売上高がまずまずだったことから米長期金利が上昇。これを受けてドル円も買いが強まり、110円台に乗せた。終盤には110円40銭台まで続伸する場面もみられた。東京時間の早朝はやや買い一服となり、110円30銭台で推移している。  米小売売上高は前月比0.3%増と2カ月連続でプラスとなったほか、3月も当初発表の0.6%増が0.8%増に上方修正された。また、ガソリンスタンドの売上高が原油高で0.8%増と大きく伸び、FRBの利上げペースが速まる、との観測から米長期金利の上昇に勢いがついた。  これにより、米長期金利はこれまで天井圏とみなされていた3%前後を「明確に突破して3%台にしっかり乗せてきた」(同)と受け止められる。ドル円も「何度かトライして失敗した110円乗せに成功し、チャート的にも上向きになったのではないか」(大手邦銀)との指摘も聞かれる。東京時間は「いったん実需筋の売りに押される可能性はあるが、株価が安定するなら、ドル円は110円台で値固めしやすい」(同)とされる。  本日は、東京時間は4月の中国70都市住宅価格、欧米時間はドラギECB総裁講演、4月の独消費者物価確定値、4月のユーロ圏消費者物価改定値、4月の米住宅着工、4月の米鉱工業生産・設備稼働率などが予定される。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 70.71 -3.21
NYMEX金先物 5月限 1303.7 +0
NYMEXプラチナ先物 6月限 910.5 -10.3
NYMEXガソリン 5月限 2.2338 -0.0635
WTI ・・・ 67.87 +0
シカゴコーン ・・・ 404.25 +2.25
シカゴ大豆 ・・・ 1035.75 +6.25
シカゴコーヒー ・・・ 120.5 -0.05
CRB商品指数 ポイント 0 +0