外為 | 2018年05月17日 07:59 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、110円台前半=上下に動きにくい(17日)

 17日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前日の海外市場の流れを受け継ぎ、1ドル=110円台前半でもみ合う展開となりそうだ。米長期金利の上昇は支援要因だが、「金利上昇が内外株安をもたらすリスクもある」(FX業者)ため、上下に動きにくいとみられる。予想レンジは109円90~110円60銭。  前日の海外市場では、欧州時間はユーロ安の影響を背景に110円台前半でじり安に推移し、一時110円前後に接近した。米国時間に入ってからは下げ渋り、110円10銭前後に軟化する場面もあったが、終盤は110円30~40銭前後で推移した。東京時間の早朝は110円30銭前後で取引されている。  前日の欧州時間は、イタリアで連立協議を進めるポピュリズム政党「五つ星運動」と極右政党「同盟」がECBに対し、同国債務2500億ユーロの免除を要請する方針と伝えられ、ユーロが下落。その際、ユーロ円の下げがやや先行し、ドル円を圧迫した。米国時間は、米長期金利が高止まりする中、米株の堅調がドル円を支援した。  米長期金利は引き続き3%台を維持している。米株価が小幅ながら上昇したことで「ドル円の地合いは底堅い」(大手邦銀)とされる。もっとも「株価が安定するどうかはなお見極めが必要」(同)とされ、上値追いにはなお慎重なムードがある。「米朝会談も北朝鮮側が中止を示唆し、開催できるか不透明感も強い」(先のFX業者)という。このため、「目先は110円台前半で様子見が続く」(先の大手邦銀)と見込まれる。  本日は、東京時間は4月の豪雇用統計、欧米時間はコンスタンシオECB副総裁講演、米週間新規失業保険申請件数、5月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、4月の米景気先行指数などが予定されている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 70.71 -3.21
NYMEX金先物 5月限 1303.7 +0
NYMEXプラチナ先物 6月限 910.5 -10.3
NYMEXガソリン 5月限 2.2338 -0.0635
WTI ・・・ 67.87 +0
シカゴコーン ・・・ 404.25 +2.25
シカゴ大豆 ・・・ 1035.75 +6.25
シカゴコーヒー ・・・ 120.5 -0.05
CRB商品指数 ポイント 0 +0