������ | 2018年05月25日 15:19 JST

〔週間外為見通し〕ドル円、不安定さ残る展開か=トウフォレ・阪井氏

 阪井勇蔵・トウキョウフォレックス上田ハーロー営業推進室長代理=来週のドル円相場は、リスクを抱えながらの不安定さが残る展開になると予想する。  トランプ米大統領が米朝首脳会談の中止を通告したことを受けた北朝鮮情勢の先行き懸念や米国の保護主義政策など、海外政治などに振り回された今週の弱地合いが続くとみている。北朝鮮から早期に米国との対話再開に向けた動きが出てくるのか、挑発行動を続けるのか不透明で、北朝鮮リスクが引き続きドル円の重しになろう。北朝鮮との緊張が高まれば、リスク回避のドル売りが強まり1ドル=108円台を目指すことも想定される。また、米長期金利の上昇が一服しているほか、日米ともに主要株価指数は大台回復後、不安定な動きを続けており、下げ基調が続くならドル円にも悪影響を及ぼすだろう。  一方、下値では国内企業の合併・買収(M&A)に絡んだドル買い需要や国内機関投資家の外債投資に伴うドル買い需要などが見込め、ドル円は底堅く推移する。  また来週は、30日に地区連銀景況報告(べージュブック)や1~3月期の米GDP(国内総生産)改定値、6月1日には、5月の米雇用統計やISM製造業景況指数などの発表を控える。良好な結果となり、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に投資家の関心が移れば、日米金利差拡大に伴うドル買いも再燃し、110円台半ばまでの戻りも期待できるだろう。ユーロは、イタリアの政局不安やユーロ圏の経済市場の下振れなどで売られていたが、目先は売られすぎで修正局面を迎えると予想する。  予想レンジは、ドル円が1ドル=108円00銭~110円50銭、ユーロドルは1ユーロ=1.1600~1.1850ドル。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 70.32 +0.39
NYMEX金先物 10月限 1206.6 -7.1
NYMEXプラチナ先物 10月限 834.2 -5.5
NYMEXガソリン 9月限 2.0146 -0.0011
WTI ・・・ 70.75 +0
シカゴコーン ・・・ 352.5 +5.25
シカゴ大豆 ・・・ 850.25 -0.5
シカゴコーヒー ・・・ 99.7 -0.05
CRB商品指数 ポイント 0 +0