外為 | 2018年07月11日 08:01 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、110円台後半=米中貿易摩擦警戒で軟調(11日)

 11日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、米中貿易摩擦への警戒感が再燃したことから1ドル=110円台後半で軟調な展開を余儀なくされるとみられる。トランプ政権が中国に追加関税を課す恐れがあるためで、「前日までの堅調地合いが調整される可能性がある」(FX業者)という。予想レンジは110円45~111円15銭。  前日の海外市場では、欧米時間を通じて111円20~30銭前後で底堅く推移した。内外株高を背景に「リスクオン的なムードになった」(同)とされ、111円台の高値圏が維持された。ところが、東京時間の早朝に米中貿易摩擦の激化を警戒されるニュースが一部で伝えられ、ドル円は110円80銭台に急落している。  市場関係者によると、「一部の通信社が、トランプ大統領が2000億ドル相当の中国製品に追加関税を課す用意があり、制裁対象リストを週内に発表する可能性が高い、と報道した」(同)とされ、ドル円は急速に売りが強まった。前日のまでの上昇で「やや買い持ちに傾斜していたことも売りを強めたのではないか」(大手邦銀)とみられる。  東京時間は、貿易摩擦を警戒するムードの再燃でドル円が反落した余韻が続き、「やはり売りが先行しやすくなるのはやむを得ない」(先のFX業者)と指摘される。もっとも「米国が中国に追加関税を課すこと自体は既定路線であり、足元のドル売りが一巡した後は落ち着きを取り戻す」(先の大手邦銀)との見方も根強い。前日までの堅調地合いで「買い持ちに傾いた分が解消されると、改めて買いも入ってくるではないか」(先のFX業者)とされ、水準調整が一巡した後は戻す可能性もありそうだ。  本日は東京時間は6月の中国新車販売台数、欧米時間はドラギECB総裁講演、6月の米卸売物価指数、5月の米卸売売上高などが予定されている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 68.26 -0.01
NYMEX金先物 8月限 1231.1 -0.4
NYMEXプラチナ先物 8月限 825.8 +0
NYMEXガソリン 7月限 2.069 -0.0041
WTI ・・・ 70.26 +0
シカゴコーン ・・・ 355.25 +0.25
シカゴ大豆 ・・・ 849.75 +0.75
シカゴコーヒー ・・・ 110.65 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0