外為 | 2018年07月12日 08:08 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、111円台後半=底堅いながら上げ余地限定(12日)

 12日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前日の海外市場で買いが強まった流れを受け継ぎ、1ドル=111円台後半で底堅く推移すると見込まれる。もっとも、外部環境としては、米株が下落しており、「さらに上値を切り上げる余地は限られる」(FX業者)とされる。予想レンジは110円75~112円20銭。  前日の海外市場では、欧米時間は111円20銭台でもみ合った。米国時間に入ると、テクニカル要因とみられる買いが強まったことから上値を切り上げる動きが加速。終盤に向けては一時112円台に乗せ、その後は買いが一服して111円90銭~112円00銭前後でもみ合った。東京時間の早朝は111円90銭台で推移している。  前日の米金融市場では、株式は米中貿易摩擦の激化懸念から下落。債券は当初売られたが、株価下落を眺めて安全資産として買い戻しが入り、米長期金利は横ばいとなった。本来、ドルは軟調な展開を余儀なくされる状況だったが、「テクニカルに上値を追う動きとなり、111円台前半の上値抵抗線を抜けると、ストップロスの買いが活発化して一気に上値を切り上げる格好になったようだ」(同)と指摘される。  東京時間のドル円は「チャート的にはしばらくこう着相場が続いた後の上抜けとなったことから上値を切り上げやすい形にはなった」(大手邦銀)とされ、チャート要因からの買いがなお入りやすいと見込まれる。もっとも、「内外株価が軟調な中ではドル円の上げ余地は限られる」(同)という。「大幅上昇した後だけに利食い売りも出る」(先のFX業者)と予想され、底堅いながらも上げ余地は乏しいとみられる。  本日は東京時間は特に予定はない。欧米時間は6月の独消費者物価確定値、5月のユーロ圏鉱工業生産、6月の米消費者物価、米週間失業保険申請件数などを予定。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.46 +0
NYMEX金先物 4月限 1234.9 +0
NYMEXプラチナ先物 7月限 855.6 +0
NYMEXガソリン 3月限 1.7938 +0
WTI ・・・ 56.44 +0
シカゴコーン ・・・ 364.75 +0
シカゴ大豆 ・・・ 892.25 +0
シカゴコーヒー ・・・ 112.6 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0