������ | 2018年07月20日 18:01 JST

〔週間外為見通し〕ドル円、強含み=トランプ発言に警戒感も

 来週のドル円相場は、ドル買い基調の継続で強含む展開が予想される。  今週のドル円は、米中貿易摩擦への懸念がやや薄れる中、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言により「緩やかな利上げ」が意識されたことで、ドル買い基調が続いた。週初は112円20~50銭台で底堅く推移し、週央には113円台を試す展開となった。113円台では「達成感で売られた」(国内銀行)場面もあったが、112円台後半で下げ渋った。ただ、19日にはトランプ米大統領によるドル高けん制発言で112円台前半に反落した。  来週は、「チャート的に完全に上抜けており、ドル買い基調は持続する」(前出の国内銀行)とみられる。しかし、114円台を目指すかにみえたドル円の上昇はやや失速気味。トランプ米大統領が「利上げは好ましくない」との発言をしたことで、金融当局の独立性が毀損(きそん)されかねないとの懸念が出てきた。引き続き「トランプ大統領の不規則発言に警戒」(シンクタンク)しながら、レンジ相場が続くと予想される。  来週は米国で住宅関連指標が発表される。好調な米経済が確認されれば、ドル円の下値は支えられる。ただ、米国の保護主義的な通商政策をめぐる懸念は依然として圧迫要因。25日にはユンケル欧州委員長とトランプ大統領が首脳会談を開く予定で、中国以外にも米国との貿易摩擦が強まる可能性もある。自動車関税などは日欧が対象となれば、世界経済への打撃が意識されて「ドル円の重しとなり得る」(大手邦銀)との指摘もある。  予想レンジは、ドル円が1ドル=111円00銭~114円00銭、ユーロドルは1ユーロ=1.1500~1.1800ドル(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 65.46 +0.46
NYMEX金先物 8月限 1176.2 +5
NYMEXプラチナ先物 9月限 783.1 -5.8
NYMEXガソリン 8月限 1.9874 -0.009
WTI ・・・ 65.88 +0
シカゴコーン ・・・ 365.25 -0.75
シカゴ大豆 ・・・ 885.5 +1
シカゴコーヒー ・・・ 101.1 -0.6
CRB商品指数 ポイント 0 +0