外為 | 2018年08月31日 08:36 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、111円前後=米中貿易摩擦懸念などで上値重い(31日)

 31日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、米中貿易摩擦懸念などで1ドル=111円前後で上値が重い展開が予想される。海外時間に新興国通貨安が進み、リスクオフで円が買われたこともドル円の圧迫要因。予想レンジは110円70銭~111円40銭。  前日の海外市場では、アルゼンチン・ペソなど新興国通貨が下落。ドル円は111円60銭台から111円前後に下落した。東京時間の早朝は、新興国通貨売りが一巡する中、ドル円も下げ一服となっている。  前日は、トランプ米大統領が中国からの輸入品2000億ドル相当に対する関税の発動に前向きな姿勢を示した。これを受けて「貿易摩擦が懸念されて上値は追いにくい」(資産運用会社)とされる。  もっとも、新興国通貨の下落は圧迫要因ながらも、「トルコ・リラは下落したものの、直近の安値を更新しておらず、パニック的な動きではない」(同)という。米株も「連日高値を更新したことを受けて調整売りが出た」(外資系証券)とされ、「さらに下値を試す展開にはならない」(同)とみられる。このため、ドル円は売りが出やすいものの、テクニカル的な節目が並ぶ110円台後半ではサポートされる見込み。  本日の東京時間は、8月東京都区部消費者物価、7月の失業率、有効求人倍率、8月中国製造業PMI、7月独小売売上高などが発表される。日銀では当面の長期国債等の買い入れ運営方針が発表され、「減額の話が出ている中、注目が集まっている」(前出の資産運用会社)という。欧米時間はユーロ圏の7月失業率、8月消費者物価、シカゴ景況指数、米ミシガン大学消費者景況感指数確報値などが発表される。このほか、デギンドスECB副総裁の講演が予定されている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 63.76 +0.24
NYMEX金先物 4月限 1272.2 +0.9
NYMEXプラチナ先物 4月限 886.8 +7.4
NYMEXガソリン 4月限 2.0418 +0.0282
WTI ・・・ 63.97 +0
シカゴコーン ・・・ 358.25 +0.25
シカゴ大豆 ・・・ 879 +1.75
シカゴコーヒー ・・・ 90.7 +3.65
CRB商品指数 ポイント 0 +0