外為 | 2018年10月10日 08:05 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、113円前後=米金利低下で軟調展開か(10日)

 10日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、1ドル=113円前後でもみ合う展開が想定される。米長期金利の低下を背景に日米金利差の拡大観測が後退し、海外市場で進んだドル売り・円買いの流れを引き継ぐとみられる。予想レンジは112円60銭~113円40銭。  前日の米国市場では、上昇ピッチの速かった米長期金利は前日比0.02%低下の3.21%と上昇が一服したことから日米金利差の拡大が続くとの見方が後退し、ドル売り・円買いが先行する展開となった。また、トランプ米大統領がヘイリー国連大使の今年限りの辞任を発表した。市場では「トランプ政権の外交の顔として支えてきた人物の辞任だけに政権の先行き不透明感につながった」(大手証券)としているほか、「『トランプ大統領が中央銀行は利上げを急ぐべきではない』などと発言したことも重しになった」(FX会社)とされ、ドル円は112円90銭を割り込む場面もあった。東京時間の早朝は112円90銭台に小戻している。  米長期金利は騰勢が一服しているが、市場では「今夜発表される9月の卸売物価指数で良好な結果となれば再び金利が上昇し、米国株価が調整色を強めるのか、それとも良好な内容を背景に上昇に転じるのか反応を見極めたい」(運用会社)とし、東京市場では狭い値幅での動きになりそうっだ。  本日は、国内では特に材料になる経済指標などの発表予定はない。アジア時間では、インドネシアのバリ島で、米国のニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が講演を行うほか、記者会見も予定されている。欧米では、8月の英貿易収支の発表が予定されるほか、米10年債入札などが実施される。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 46.24 +0.25
NYMEX金先物 1月限 1250.1 +0.9
NYMEXプラチナ先物 1月限 794.8 -3
NYMEXガソリン 12月限 1.3505 +0.0064
WTI ・・・ 46.07 +0
シカゴコーン ・・・ 385.5 -0.5
シカゴ大豆 ・・・ 907.75 +0.25
シカゴコーヒー ・・・ 99.55 +0.15
CRB商品指数 ポイント 0 +0