外為 | 2018年10月11日 08:25 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、112円割れも=リスク回避で売り優勢に(11日)

 11日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、1ドル=112円台を割り込むことが予想される。米株価の大幅続落を映してリスク回避ムードが強まり、安全資産とされる円を買う動きが続くとみられる。予想レンジは111円70銭~112円40銭。  前日の米国市場では、9月の米卸売物価指数は前月比0.2%増と予想通りとなったが、米長期金利が一時3.24%に上昇したことで米株価が急落。NYダウは前日比830ドル以上もの大幅安となり、ドル円はリスクオフのムードが強まり、112円25銭まで下落した。東京時間の早朝も同水準で推移している。  市場では「日経平均株価も2万3000円を割り込むと見込まれ、東京時間もリスクオフの流れが続き、112円台を割り込む可能性が高い」(運用会社)とされる。112円割れとなれば、9月18日以来約3週間ぶり。  また、仏高級ブランド、LVMHの幹部が、中国当局が帰国した海外旅行者に対する税関検査を強化していると認めたことや香港などの地域で売り上げが減速していると明らかにしたことなどから、「米中貿易摩擦の激化による悪影響が懸念され、ドル円の売りにつながった」(FX会社)とされる。  今夜には9月の消費者物価指数(CPI)の発表が予定される。市場では「CPIの結果と、それに対する米長期金利や株価の反応を見定めたい」(先の運用会社)との声が聞かれた。本日は、国内では日銀の桜井真審議委員が秋田県であいさつ・会見を行う。海外では12日までの日程でインドネシアのバリ島で、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開催されるほか、米30年債入札が行われる予定。欧米時間は米CPIのほか、ECB理事会議事要旨、米週間新規失業保険申請件数が発表される。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 49.88 -1.18
NYMEX金先物 12月限 1247.4 -1
NYMEXプラチナ先物 1月限 795.9 -4
NYMEXガソリン 12月限 1.4104 -0.0157
WTI ・・・ 49.75 +0
シカゴコーン ・・・ 384 +1.75
シカゴ大豆 ・・・ 904.75 +5.75
シカゴコーヒー ・・・ 94.7 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0