外為 | 2018年10月12日 08:41 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、112円台前半=米株続落で上値重い(12日)

 12日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、米国株の続落を受けて1ドル=112円台前半で上値は重いと見込まれる。日中は、日経平均株価や中国株の推移を眺めた展開となりそうだ。予想レンジは111円80銭~112円30銭。  前日の海外市場では、欧州時間は112円台前半で小動きとなった。米国時間の序盤、9月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、一時ドル売り・円買いが優勢となった。その後、米長期金利の上昇を受けて112円50銭台に浮上したが、株価の下落を眺めて中盤から軟化し、111円80銭台まで下げた。東京時間の早朝は、やや買い戻されて112円00~10銭台でもみ合っている。  2日連続で米株が急落したことを受け、ドル円は「改めて日経平均や中国株をにらんだ展開になる」(国内銀行)と予想される。ただ、株価の下落は「買われ過ぎの反動売り」(同)との見方もあり、「株が買い戻されれば、ドル円は上昇する」(外為仲介業者)可能性もある。  もっとも、米金利が3.2%を超えて推移する中、株安を受けて下落したドル円だが、「米中貿易摩擦が再燃しており、リスク回避の動きが出やすかった」(大手証券)上に、「トランプ米大統領がFRBの利上げに対し不満を表明したことでドルを手放す動きが出た」(FX会社)という。このため、ドル円の大幅な反発を見込む向きは少ない。  本日は、東京時間に中国で9月貿易統計の発表が予定されている。米中貿易摩擦による中国経済の減退がうかがえれば、ドル円を下押す材料となりそうだ。欧米時間には、10月の米ミシガン大学消費者景況感指数暫定値や8月のユーロ圏鉱工業生産などが発表される予定。このほか、インドネシアのバリ島で11日から20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開催されている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.15 +0.17
NYMEX金先物 12月限 1244.4 -0.9
NYMEXプラチナ先物 1月限 807.1 +0.4
NYMEXガソリン 12月限 1.4204 +0.0051
WTI ・・・ 50.99 +0
シカゴコーン ・・・ 376.25 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 920 -2
シカゴコーヒー ・・・ 97.75 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0