������ | 2018年10月16日 08:07 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、111円台後半=なお「為替条項」警戒(16日)

 16日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、引き続き日米通商交渉への「為替条項」導入などを警戒するムードが強く、1ドル=111円台後半で上値が重い展開とみられる。「『為替条項』の扱いが明確になるまで動きにくい」(FX業者)とされ、ドル円は買いが入りにくい。予想レンジは111円35銭~112円05銭。  前日の海外市場では、欧州時間の序盤は東京時間の終盤に売られた流れが続き、一時111円60銭近くまで下落。その後はやや持ち直して111円90銭前後に浮上した。米国時間は111円80銭前後を中心としたレンジ取引となった。東京時間の早朝は111円70銭台での取引となっている。  ドル円は、ムニューシン米財務長官が13日に日米物品貿易協定(TAG)に「為替条項」を導入する考えを表明したことで、週明けの前日から売りが強まった。当初は「下値と意識された111円80銭前後で下げ止まる」(為替ブローカー)とみられていたが、前日の夕方にこれを下抜け、「チャート的になお下げやすい」(先のFX業者)という。  このほか、サウジアラビアの反体制記者がトルコのサウジ総領事館で殺害された疑惑をめぐり、サウジと西側諸国の関係が悪化。「これに伴ってサウジの投融資が細り、日本株も悪影響を受けるとの懸念が強い」(同)こともドル円の圧迫要因となっている。  市場関係者は「日本株が下げ止まればドル円も底堅くなると見込まれるが、日本株が下値を模索すると、ドル円もリスクオフのムードが強まり、下値を切り下げやすい」(大手邦銀)とし、日経平均株価をにらんだ展開になるとの見方を示している。  本日は、東京時間は豪中銀理事会議事要旨、9月の中国消費者物価・卸売物価、10月の独ZEW景況指数、8月のユーロ圏対外貿易収支、9月の米鉱工業生産などが発表される。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.69 -0.27
NYMEX金先物 12月限 1201.4 +2.4
NYMEXプラチナ先物 1月限 841.3 -0.8
NYMEXガソリン 11月限 1.5427 -0.0055
WTI ・・・ 55.58 +0
シカゴコーン ・・・ 366.5 +0.75
シカゴ大豆 ・・・ 867.25 +2.5
シカゴコーヒー ・・・ 109.2 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0