外為 | 2019年01月11日 08:10 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、108円台前半=米株高で底堅い展開か(11日)

 11日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前日の海外市場で買い戻された流れを受け継ぎ、1ドル=108円台前半で底堅い展開が見込まれる。米株高が支援要因。ただ、「引き続き米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに慎重な姿勢が圧迫要因」(FX業者)とされ、上げ余地は限られるとみられる。予想レンジは108円00銭~75銭。  前日の海外市場では、欧州時間は東京時間に売られた反動で買い戻しが入ったが、108円台を回復したあとは108円00~20銭前後のレンジでもみ合った。米国時間は堅調な株価を眺めて徐々に水準を切り上げ、終盤は108円50銭前後に浮上する場面も見られた。ただ、同水準では売りも厚く、上げ一服となった。東京時間の早朝は108円30~40銭前後にやや水準を下げている。  ドル円は、前日の東京時間は日経平均株価の下落や時間外取引での米長期金利低下などに圧迫されて107円台に落ち込んだが、海外時間に入って全般的なドル買い戻しを背景に108円台を回復した。米株式市場が堅調となり、これを受けて米長期金利が上昇したことが支援要因で、東京時間も「ドル円は強含みやすい」(同)と予想される。  ただ、FRBが引き続き利上げに慎重であることが「ドル円の積極的な買いを阻んでいる」(大手邦銀)という。パウエルFRB議長は前日のワシントンでの討論会で、追加利上げについて、「忍耐強く柔軟に」判断するとし、利上げを急がない考えを改めて強調した。市場関係者は「米利上げの打ち止め観測は根強く、ドル円を買いにくくしている」(同)とし、ドル円は底堅いながらも上昇余地は限られるとの見方を示している。  本日は、東京時間は11月の国際収支、11月の豪小売売上高が発表される。欧米時間は、メルシュECB専任理事講演、12月の米消費者物価などが予定されている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 59.98 -1.14
NYMEX金先物 4月限 1307.3 +4
NYMEXプラチナ先物 4月限 861.1 -13.9
NYMEXガソリン 3月限 1.9203 +0.0019
WTI ・・・ 59.93 +0
シカゴコーン ・・・ 376.25 +2.25
シカゴ大豆 ・・・ 910.5 -6.75
シカゴコーヒー ・・・ 94 -0.8
CRB商品指数 ポイント 0 +0