外為 | 2019年01月11日 13:08 JST

〔週間外為見通し〕ドル円、方向感を探る展開=株高基調なら買い続く

 来週の外国為替市場のドル円相場は、欧米の政治リスクなどを見極めながら方向感を探る動きとなりそうだ。  今週のドル円は堅調だった。米中次官級協議での通商交渉進展期待や米国株価の連騰などを映して、リスク回避ムードが後退。ドル買い・円売りが進行し、週央には109円台前半まで上伸した。また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)の議長が講演で、「緩やかながらもバランスシート縮小方針を継続する」などと述べたことを映して米長期金利が上昇、「日米金利差拡大観測も支援材料になった」(運用会社)とされる。週後半は、トランプ米大統領が「メキシコ国境への壁建設で合意できなければ、非常事態宣言をする公算が大きい」などと発言したことから、米政府機関閉鎖の長期化への警戒感から利益確定や持ち高調整のドル売りが散見され、108円台前半に伸び悩んだ。  来週のドル円は方向感を探る展開が想定される。米政府閉鎖問題のほか、英下院では欧州連合(EU)離脱を巡る採決がヤマ場を迎えるだけに、政治リスクには注意が必要だろう。「EU離脱案が否決されれば、欧州通貨の下落に伴いドル円にも悪影響を及ぼす可能性がある」(運用会社)とみられる。  また、米中貿易摩擦の激化による世界的な景況感の悪化が懸念される中、15日にはニューヨーク連銀製造業景況指数などの経済指標が発表される予定。市場では「製造業の業況などを確認したい」(外為ブローカー)として、「予想を上回る結果になれば、米国株の上昇とともにドル買いの動きが続く」(同)との見方が強い。  予想レンジはドル円が107円00銭~109円50銭、ユーロドルが1ユーロ=1.1400~1.1650ドル。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 59.03 +1.09
NYMEX金先物 3月限 1305 -4.3
NYMEXプラチナ先物 3月限 851.2 +7
NYMEXガソリン 3月限 1.8931 +0.0149
WTI ・・・ 59.07 +0
シカゴコーン ・・・ 371.25 +0
シカゴ大豆 ・・・ 904 +1.25
シカゴコーヒー ・・・ 94.6 -2.05
CRB商品指数 ポイント 0 +0