外為 | 2019年02月08日 15:14 JST

〔週間外為見通し〕ドル円、政治イベントで上下動も=東海東京調査センター・柴田氏

 柴田秀樹・東海東京調査センター為替シニアストラテジスト=来週のドル円は、政治イベントの内容を見極めながら、もみ合いが続くと予想する。  米株は年初からV字回復を続けているが、調整が入り始めている。また、米連邦準備制度理事会(FRB)がハト派的な姿勢を示していることで、米長期金利の上昇も鈍く、ドル円は上値の重い展開が続くだろう。一方で、良好な米経済指標を背景に、リスクオンのドル買い・円売りが下値を支えることから下げも限られる。  来週は、米中通商交渉をめぐってムニューシン米財務長官の訪中が予定されており、3月1日の期限に向けて進展がみられなければ、先行き不透明感は強まる。15日には米暫定予算が期限を迎えるが、メキシコ国境の壁建設をめぐる対立から再び政府機関の一部が閉鎖される可能性もある。リスク回避ムードが高まることも考えられ、週後半にかけての政治イベントを見極めながらの取引になると想定される。  14日、日本では実質GDP(国内総生産)の発表がある。市場予想通りプラスであれば、リスク回避姿勢後退で株高・円安傾向となるだろう。  ユーロドルは、独経済指標の悪化などを受けて欧州の景気減速懸念が高まっており、積極的に買われる状況ではない。来週はメイ英首相による欧州連合(EU)離脱修正案の再提出期限が来る。EU離脱期限延長の方向が出てくれば、過度なリスク回避の後退が期待でき、一方的にドル買いになることはないだろう。  予想レンジは、ドル円が1ドル=108円50銭~111円00銭。ユーロドルが1ユーロ=1.1250~1550ドル。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.13 +0.1
NYMEX金先物 8月限 1504.6 +0.4
NYMEXプラチナ先物 10月限 852.8 -2.4
NYMEXガソリン 8月限 1.6811 +0.0045
WTI ・・・ 56.13 +0
シカゴコーン ・・・ 359.5 +0.5
シカゴ大豆 ・・・ 855.75 +0.25
シカゴコーヒー ・・・ 91.45 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0