外為 | 2019年04月16日 08:04 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、112円前後=決め手欠く中、もみ合いか(16日)

 16日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、決め手となる材料を欠く中、1ドル=112円前後でもみ合う展開が見込まれる。日米貿易交渉を行方を見守りたいとのムードも強く、「目先は動きにくい状況が続くだろう」(FX業者)とされる。予想レンジは111円70~112円20銭。  前日の海外市場では、欧州時間の序盤は調整的な売りで111円90銭前後に軟化する場面もあったが、その後は112円前後でもみ合った。米国時間もおおむね同様の展開となり、112円を中心とするレンジ取引となった。東京時間の早朝はわずかに売られて111円95~112円00銭前後で推移している。  前日は4月のニューヨーク州製造業景況指数が発表され、同指数は10.1と3月の3.7から改善。市場予想(ロイター通信調べ)の6.7も上回ったが、ドル円の反応は限られた。全般は日米貿易交渉の展開を見守るムードが強く、「方向感を欠いた」(先のFX業者)とされる。外部環境としては、米株安・債券高となったが、「いずれも値幅は限られ、ドル円を左右するには至らなかった」(大手邦銀)という。  東京時間も「前日の海外市場と同様にレンジ相場が続く」(同)と予想される。チャート的には「112円台前半が上値抵抗線として意識され、前日も日本株が大きく上昇する中、ドル円は上値での売りが厚かった」(同)と指摘される。本日は日本株も上げ一服となる見通しで、ドル円はなお上値は攻め切れないとみられる。一方で、「売り材料にも乏しい」(先のFX業者)ため、日米貿易交渉を見極めつつ、様子見となりそうだ。  本日は。東京時間は3月の中国70都市住宅価格、2日の豪中銀理事会議事要旨、欧米時間は4月の独ZEW景況指数、3月の米鉱工業生産などが予定される。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 64 +1.51
NYMEX金先物 5月限 1273.1 +4.8
NYMEXプラチナ先物 5月限 901.1 +7.9
NYMEXガソリン 4月限 2.0722 +0.0473
WTI ・・・ 63.97 +0
シカゴコーン ・・・ 358.5 -1.5
シカゴ大豆 ・・・ 880.5 -1.25
シカゴコーヒー ・・・ 90.2 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0