外為 | 2019年05月14日 09:12 JST

〔東京外為〕ドル、109円台前半=米中貿易摩擦懸念で売り先行(14日午前9時)

 14日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米中貿易摩擦の激化懸念を背景に下落した海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル109円台前半に続落している。午前9時現在、109円15~15銭と前日(午後5時、109円64~64)比49銭のドル安・円高。  中国政府は13日、600億ドル分の米国製品について関税を引き上げると発表した。米国に対する報復措置で、前日のダウ工業株30種平均は一時700ドル超下落。リスクオフの円買いも強まり、ドル円は一時109円02銭近辺まで下落した。その後、ムニューシン米財務長官が「米中の通商協議はまだ続いている」と発言したのを受け109円40銭近辺まで値を戻した。14日の東京時間は109円20銭前後で推移している。  トランプ米政権は13日、中国からの輸入品ほぼすべてに制裁関税を課す「第4弾」の詳細案を公表。現在対象から外れている3000億ドル(約33兆円)分の製品3805品目に最大25%の関税を上乗せするという。今回は携帯電話やパソコンなど生活必需品の多くが標的になっているだけに、市場では「米中貿易摩擦の激化が世界景気の減速を招きかねない」(運用会社)と危惧されている。  市場関係者は「対中関税第4弾の詳細案を受けた中国側の報復措置が警戒されるほか、中国市場の動きも懸念要因で、ドル円は目先軟調に推移する」(先の運用会社)と指摘。チャート的には「2月安値の108円73銭程度、1月31日の108円50銭が当面の下値のめどではないか」(同)とみられている。  ユーロは、対円で下落、対ドルでは小動き。午前9時現在、1ユーロ=122円60~61銭(前日午後5時、123円11~12銭)、対ドルでは1.1232~1232ドル(同1.1229~1230ドル)。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.63 +0
NYMEX金先物 12月限 1439.4 +0
NYMEXプラチナ先物 1月限 857 +0
NYMEXガソリン 11月限 1.5695 +0
WTI ・・・ 55.39 +0
シカゴコーン ・・・ 430.75 +0
シカゴ大豆 ・・・ 901.5 +0
シカゴコーヒー ・・・ 107.1 -1.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0