外為 | 2019年05月16日 08:19 JST

〔外為・今日の材料〕ドル、109円台半ば=もみ合い展開か(16日)

 16日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、強弱材料が交錯する中、1ドル=109円台半ばでもみ合う展開が見込まれる。前日発表の米経済指標は弱めだった一方、世界的な貿易摩擦懸念は後退し、目先は方向感に乏しい。予想レンジは109円20~80銭。  前日の米国市場では、4月の米小売売上高が弱い結果となり、ドル円は一時109円15銭近辺まで下落した。その後、「トランプ大統領は輸入車に対する関税発動を最大6カ月延期する考えだ」と報じられ、世界的な貿易摩擦への懸念が緩和。投資家のリスク回避姿勢が後退し、米株価がプラスに転換して、ドル円も109円70銭程度まで戻した。ムニューシン米財務長官が議会証言で「近い将来、北京に行く見通し」と発言したことも支援要因となった。東京時間の早朝は、ドル買いが一服し109円50銭台で推移している。  市場では「世界的な貿易摩擦の激化懸念は和らぎ、ドル円の下値は堅い」(邦銀筋)とする一方、「米中の経済指標は悪化するものが目立っており、積極的にドルを買い上がる状況にはない」(同)ともされ、上下に動きにくい。「米中両国の景気の先行きに不透明感が残る中、米長期金利が低下基調にあることがドル円の圧迫要因」(国内証券)との指摘も聞かれる。前日の米国株高を映して日経平均株価は反発して始まりそうで、「ドル円の下支え要因にはなる」(FX会社)が、上値は追いにくく、結果的にレンジ内での値動きにとどまる公算が大きい。  本日は国内では、材料になる経済指標の発表予定はない。海外では、3月のユーロ圏の貿易収支、5月の米フィラデルフィア連銀景況指数、4月の米住宅着工件数、米週間失業保険申請件数などが予定されている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 57.62 -0.02
NYMEX金先物 8月限 1411.2 -4
NYMEXプラチナ先物 8月限 842.3 -0.1
NYMEXガソリン 7月限 1.8918 +0.0069
WTI ・・・ 57.41 +0
シカゴコーン ・・・ 435.25 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 887.75 -1
シカゴコーヒー ・・・ 104.1 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0