外為 | 2019年05月17日 16:42 JST

〔週間外為見通し〕ドル円、レンジ相場=米中の貿易交渉見極め

 来週の外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円台を中心としたレンジ圏での取引になるとみられている。米中貿易交渉をめぐる動きを見極めながら、上値が重い一方で下値も堅い展開になると予測されている。米国の金融政策や欧州の議会選挙に対する思惑も相場を動かす手掛かりになりそうだ。  今週のドル円は、米中貿易摩擦による先行き不透明感が強まる中、週明けは109円台後半で始まった。米国が第4弾の対中追加関税を公表し、中国が報復措置を発表すると、109円台前半に下落。その後は米中関連の強弱材料が交錯し、109円台前半から後半で推移。週末には株価の堅調を受けて110円台に乗せる場面もあった。  来週も米中関連の取引材料が相場を左右しそうだが、「6月下旬のG20(20カ国・地域)首脳会議開催時の米中首脳会談に焦点が当たっている」(FX会社)ため、目先は限定的な値動きになると見込まれる。「市場心理がもろく、小さなニュースでも株が下落すれば、ドル円も追随して下がる傾向にある」(大手邦銀)との見方も聞かれた。  週初にはパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演する予定。「米長期金利がどう動くかが注目材料」(前出のFX会社)とされ、「パウエル氏の発言次第で、市場に広がる利下げ観測が後退する可能性もある」(同)という。また、引き続き株価の動きが相場に影響するとの指摘もあった。  ユーロ関連では、欧州議会選挙を控え「各国の世論調査で一喜一憂する展開」(先のFX会社)になりそうだ。  予想レンジは、ドル円が1ドル=108円80~110円80銭。ユーロドルは1ユーロ=1.1100~1.1240ドル。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.35 -1.38
NYMEX金先物 8月限 1497.3 +29.9
NYMEXプラチナ先物 10月限 861.9 -1.9
NYMEXガソリン 8月限 1.6675 -0.0255
WTI ・・・ 54.05 +0
シカゴコーン ・・・ 363.25 -5
シカゴ大豆 ・・・ 856 -14
シカゴコーヒー ・・・ 92 -1.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0