外為 | 2019年05月22日 08:10 JST

〔外為・今日の材料〕ドル円、110円台半ば=米中懸念後退で底堅い(22日)

 22日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前日の海外市場で反発した流れを受け継ぎ、1ドル=110円台半ばで底堅く推移する見通し。米中貿易摩擦への懸念が後退したことが支援要因。ただ、米中関係の先行きはなお不透明で、「ドル円の上げ余地は限られる」(FX業者)という。予想レンジは110円30銭~80銭。  前日の海外市場では、欧州時間の序盤は110円10銭前後で推移した後、徐々に水準を切り上げた。米国時間には堅調な株価を背景に一段と買い進まれ、中盤には110円60銭台に上伸。終盤は買いが一服して110円50銭台となった。東京時間の早朝も同水準で取引されている。  米商務省が20日、中国の華為技術(ファーウェイ)に対する輸出を米企業に原則禁じる制裁措置について一部緩和すると発表。これを受けて米中貿易摩擦への過度な懸念が後退し、欧米株が総じて上昇。全般は「リスクオン的な地合いになり、ドル円も安全資産の円売りが優勢になった」(同)と指摘される。  東京時間も「前日の米株式になびいて日本株も堅調になる」(大手邦銀)と見込まれ、「ドル円は改めて上値を切り上げやすい」(同)とみられる。チャート的には「110円60銭前後からは売りが厚い」(同)が、日本株の上昇幅が大きく、リスクオンの地合いが強まれば「110円80銭台も視野に入る」(同)との見方もある。目先の注目材料はあす未明公表のFOMC議事要旨で、欧米時間は様子見ムードが強まりそうだ。  本日は、東京時間は4月の貿易統計、原田日銀審議委員のあいさつと会見、欧米時間はドラギECB総裁の会議でのあいさつ、4月の英消費者物価、プラートECB専任理事のパネル討論参加、4月30日~5月1日のFOMC議事要旨が予定される。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.35 -1.38
NYMEX金先物 8月限 1497.3 +29.9
NYMEXプラチナ先物 10月限 861.9 -1.9
NYMEXガソリン 8月限 1.6675 -0.0255
WTI ・・・ 54.05 +0
シカゴコーン ・・・ 363.25 -5
シカゴ大豆 ・・・ 856 -14
シカゴコーヒー ・・・ 92 -1.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0