外為 | 2019年06月19日 15:08 JST

〔東京外為〕ドル、108円台前半=地政学リスク懸念で伸び悩む(19日午後3時)

 19日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、地政学リスクへの警戒感からドル売りが出て、1ドル=108円台前半に伸び悩んでいる。午後3時現在、108円34~35銭と前日(午後5時、108円23~28銭)比11銭のドル高・円安。  ドル円は、米中首脳会談の開催方針が示され、両国の貿易協議が進展するのではないかとの思惑から、海外市場で進んだドル買い・円売りの流れを引き継ぎ、一時108円62銭近辺まで上伸した。日経平均株価が前日終値比で300円超上昇したことも、「リスク選好ムードとなり、ドル円の支援材料になった」(運用会社)とされる。  ただ、午後に入ると、「トランプ米大統領がトルコに対し、新たな制裁を検討している」などと海外メディアが報じたことで、「地政学リスクが警戒され、目先の利益を確保する動きになった」(大手銀行)とされ、ドル買い一巡後は伸び悩んだ。また、米国の利下げ観測を背景に、世界的に金利が低下傾向にあり、「日米金利差縮小を嫌った向きからのドル売り・円買いも散見された」(運用会社)という。  一方、日本時間20日午前3時に判明するFOMCの結果や、その後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見の内容を見極めたいとのムードが強く、「積極的には動けない」(先のFX会社)との声が大半。FOMCについて、市場関係者は「年内3回、来年1回の利下げを既に織り込んでおり、こうした中、どのような金利見通しを示してくるかが注目される」(邦銀筋)と話した。  ユーロは正午に比べ、対円で小幅安、対ドルでは小動き。午後3時現在、1ユーロ=121円26~26銭(前日午後5時、121円64~65銭)、対ドルでは1ユーロ=1.1192~1192ドル(同1.1237~1237ドル)。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.35 +1.79
NYMEX金先物 11月限 1473.3 -3.3
NYMEXプラチナ先物 1月限 912.3 +7.2
NYMEXガソリン 11月限 1.6037 +0.0533
WTI ・・・ 54.88 +0
シカゴコーン ・・・ 370 -3.75
シカゴ大豆 ・・・ 911.5 -7
シカゴコーヒー ・・・ 109.75 +7.05
CRB商品指数 ポイント 0 +0