外為 | 2019年06月20日 08:14 JST

〔外為・今日の材料〕ドル円、108円前後=FRB利下げ示唆で弱含み(20日)

 20日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、FRBが今後の利下げを示唆したことで1ドル=108円前後で弱含むと見込まれる。FOMCは想定以上にハト派で、ドル円は下落した。なお下値を模索しやすいが、日銀決定会合を控え、「下げ余地は限られる」(FX業者)との声が聞かれる。予想レンジは107円70銭~108円30銭。  前日の海外市場は、欧米時間の大半はFOMC待ちとなる中、108円40~50銭前後でレンジ取引となった。米国時間の終盤に終了したFOMCは現状維持だったが、今後の利下げを示唆する方針が示され、ドル円は一時、107円90銭前後まで下落。同水準で売りは一服。東京時間の早朝は108円をやや上回る水準で取引されている。  FOMCでは、これまで政策金利を「忍耐強く」据え置く、との方針が転換され、今後は成長重視で利下げに動く姿勢が示された。パウエルFRB議長は会見で、「景気見通しの不確実性が明らかに高まった」と指摘した。FOMCがハト的な姿勢を示したことでドル円は急落したが、「ある程度は予想された内容」(同)でもあり、107円台後半に落ち込んだ後は、いったん売りは一巡している。  FOMCをめぐっては「さほどハト的にならず、ドル反発を警戒する向きもあったが、実際にはハト的な内容となり、ドル円はそれなりに売られた」(大手邦銀)という。「大方の売りはこなされた格好で、売りが再燃しても日銀決定会合も控え、下げ余地は限られるだろう」(同)とみられる。日銀会合は現状維持が見込まれ、黒田総裁が会見で追加緩和の可能性を示唆するかどうかに関心が集まっている。本日はこのほか、英中銀金融政策委の結果・議事要旨、1~3月期の米経常収支、米週間失業保険申請件数、6月の米フィラデルフィア連銀製造業指数、5月の米景気先行指数などが予定される。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.63 +0.98
NYMEX金先物 8月限 1426.7 +1.7
NYMEXプラチナ先物 7月限 845.9 +0
NYMEXガソリン 7月限 1.8405 +0.0179
WTI ・・・ 55.39 +0
シカゴコーン ・・・ 430.75 -6.25
シカゴ大豆 ・・・ 901.5 -6.25
シカゴコーヒー ・・・ 107.3 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0