外為 | 2019年07月17日 08:13 JST

〔外為・今日の材料〕ドル円、108円台前半=好調な米指標で底堅い(17日)

 17日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、好調な米経済指標を受け、1ドル=108円台前半で底堅く推移すると見込まれる。前日に発表された6月の米小売売上高は「良い内容だったことが素直に好感されてドル高になった」(外為仲介業者)という。ただし、利下げ観測を背景に上値の重さはなお意識され、上げ余地は限られそうだ。予想レンジは108円00~108円50銭。  前日の海外市場では、欧州時間は108円を挟む水準だった。独ZEW景気期待指数が市場予想より悪い内容だったことが嫌気され、ユーロ売り・ドル買いがみられたものの、ドル円への影響は限られた。その後、米小売売上高が前月比0.4%増と市場予想(0.1%増)を上回ったことが好感され、米長期金利が上昇。ドル円は108円30銭台に水準を切り上げた。東京時間の早朝は小緩み、108円20銭台でもみ合っている。  ドル円は上昇しているものの、「勢いは力強くない」(同)とみられている。パウエルFRB議長は16日にパリで講演し、改めて今月末の利下げを強く示唆した。いったん上昇した米長期金利も緩む展開となり、利下げ観測がドル円の重しとなっている。  こうした中、東京時間は底堅さは残るものの、「新規材料はなく、もみ合い」(国内銀行)とみられる。国内や中国株式、米金利などの動向を眺めながら、狭い値幅での取引となりそうだ。  本日は、東京時間はめぼしい材料はない。欧米時間はG7財務相・中央銀行総裁会議、6月の英消費者物価、6月のユーロ圏消費者物価確定値、6月の米住宅着工、米ベージュブックなどが予定される。このほか、バンク・オブ・アメリカやIBMといった米主要企業の決算も注目されている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 54.17 +0.49
NYMEX金先物 8月限 1526.6 -2.3
NYMEXプラチナ先物 10月限 855.3 +8.7
NYMEXガソリン 8月限 1.6428 +0.0176
WTI ・・・ 54.05 +0
シカゴコーン ・・・ 359.75 +1.75
シカゴ大豆 ・・・ 843.25 +11.5
シカゴコーヒー ・・・ 92.6 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0