穀物市場 | 2015年09月04日 15:05 JST

〔週間見通し〕シカゴ・コーン、下値は350セントまでか=丸紅経済研・美甘氏

 ▽美甘哲秀・丸紅経済研究所所長=米国産トウモロコシは、基本的に十分な供給がある一方、需要は鈍く、需給環境はまだ緩和方向にある。しかし、シカゴ相場の過去の値動きをみると、中心限月の下値はおおむね350セントにとどまっている。12月きりがこの節目を下回っても一時的で、実需買いなどですぐに反転するとみている。  こうした中、11日に発表される9月の需給報告では、イールドも作付面積も大きく動くとは考えにくく、サプライズはなさそうだ。ただ、作柄は基本的には良いし、南米も豊作なので、上値は重いだろう。  一方、外部環境では、16~17日に開催される9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)が重要となる。実現性は低いものの、米国が利上げに踏み切れば、原油や銅など全商品が下落し、トウモロコシは一時的に335~340セントの安値を付けることも考えられる。その場合でも市場心理が落ち着けば、自然に350セントを回復するだろう。  世界的な金融緩和が長期間続いたため、投資家はレバレッジを効かせてリスクを取りすぎており、不安材料に過剰に反応しやすくなっている。こうした状況は当分続くとみられている。今後、新興国の金融機関が倒産するなど、さらに深刻化する恐れもある。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.13 +0.61
NYMEX金先物 8月限 1504.6 -4.6
NYMEXプラチナ先物 9月限 850.6 -3.9
NYMEXガソリン 8月限 1.6811 +0.0239
WTI ・・・ 56.13 +0
シカゴコーン ・・・ 359.5 +1.75
シカゴ大豆 ・・・ 855.75 +5
シカゴコーヒー ・・・ 93.45 +2
CRB商品指数 ポイント 0 +0