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〔シカゴ穀物展望〕米農務省報告控え、様子見か=主産地で降雨予報(22日)
【シカゴ時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物相場は、米農務省が29日発表する作付面積報告と四半期在庫報告を控え、様子見ムードが広がる可能性がある。 米調査会社インフォーマ・エコノミクスは、2018年のトウモロコシ作付面積が8870万6000エーカー、大豆が8990万2000エーカーと予想。農務省が3月に公表した作付け意向面積報告では、トウモロコシが8802万6000エーカー、大豆が8898万2000エーカーと、意向面積の水準をそれぞれ上回るとみている。 一方、これまで「恵みの雨」として弱材料とされた産地の降雨について、中西部の一部農地で冠水が伝えられており、下落基調が続いていた穀物相場の支援材料となった。 米気象予報センター(CPC)の6~10日予報(6月28日~7月2日)によると、中西部の気温は平年より高く、降水量が多い見通し。最新の天気予報を見ても、来週は週前半を中心に降雨が予想されている。ただ、こうした雨が「相場を一気に上昇させる材料になるとは考えにくい」(商品アナリスト)とみられる。 農務省のクロップ・プログレス(17日現在)によれば、トウモロコシの作柄状況は「優」「良」の占める割合が前週比1ポイント上昇の78%(前年同期67%)、大豆は1ポイント低下の73%(同67%)で、生育は極めて順調に進んでいる。 22日の清算値は次の通り。 トウモロコシ7月物=前週末比4.00セント安の357.25セント、大豆7月物=11.00セント安の894.50セント、小麦7月物=8.25セント安の491.25セント (了) [時事通信社]
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海外主要市場
市場 | 限月 | 現価(ドル) | 前日比 |
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NYMEX原油先物 | ポイント | 56.96 | +0.11 |
NYMEX金先物 | 2月限 | 1323.5 | +3.2 |
NYMEXプラチナ先物 | 3月限 | 825 | +17.8 |
NYMEXガソリン | 2月限 | 1.6144 | -0.0074 |
WTI | ・・・ | 56.98 | +0 |
シカゴコーン | ・・・ | 375.5 | +0 |
シカゴ大豆 | ・・・ | 911 | -0.75 |
シカゴコーヒー | ・・・ | 96.95 | +0.85 |
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