穀物市場 | 2018年09月15日 09:03 JST

〔シカゴ穀物展望〕豊作確実、軟調か=収穫進展で下げ圧力強まる(14日)

 【シカゴ時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物相場は、9月の米需給報告で2018~19年度の米国産トウモロコシと大豆の単収が過去最高と予測され、豊作が確実視される中、軟調に推移しそうだ。トウモロコシは収穫作業の本格化に伴い、ハーベストプレッシャーが強まるとみられる。  米農務省は12日発表の9月需給報告で、18~19年度の米トウモロコシの単収予測を1エーカー当たり181.3ブッシェルと、前月の178.4ブッシェルから大幅に上方修正。ロイター通信がまとめた市場予想(平均177.8ブッシェル)のレンジ上限(180.0ブッシェル)を上回った。市場ではサプライズと受け止められ、相場は急落した。  農務省が同日発表した生産高報告によると、米トウモロコシ主産地の州別単収予測は、生産高トップのアイオワ州が206ブッシェル(8月報告202ブッシェル)、2位のイリノイ州が214ブッシェル(同207ブッシェル)、3位のネブラスカ州が198ブッシェル(同196ブッシェル)などと軒並み上方修正された。主産地の単収引き上げが全体を押し上げたと言える。  同省のクロップ・プログレス(9日現在)によれば、トウモロコシのデント率は前週比11ポイント上昇の86%(前年同期73%)、成熟率は13ポイント上昇の35%(同20%)で、生育は平年より1週間程度早い。収穫率は5%。今後は収穫作業の進展に伴い、ハーベストプレッシャーが警戒されそうで、「さらなる下げは避けられない」(アナリスト)との見方も出ている。  ただ、18~19年度の米トウモロコシの期末在庫率見通しは11.7%と、13~14年度以来の低水準。世界全体のトウモロコシの期末在庫予測も1億5703万トンと、12~13年度以来の少なさだ。需給が引き締まっている現状に変わりはなく、長期的には下値余地は限られるとみる向きもある。  14日の清算値は次の通り。  トウモロコシ12月物=前週末比15.25セント安の351.75セント、大豆11月物=13.50セント安の830.50セント、小麦12月物=0.25セント高の511.50セント(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 72.08 +0.24
NYMEX金先物 9月限 1199.3 +2.8
NYMEXプラチナ先物 10月限 829.3 -3.5
NYMEXガソリン 9月限 2.0547 +0.0133
WTI ・・・ 72.85 +0
シカゴコーン ・・・ 360.5 -0.75
シカゴ大豆 ・・・ 841 +9.5
シカゴコーヒー ・・・ 97.5 -1
CRB商品指数 ポイント 0 +0