穀物市場 | 2018年12月15日 09:10 JST

〔シカゴ穀物展望〕小動きか=米需給報告消化し、クリスマス前で(14日)

 【シカゴ時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物市場は、11日の米農産物需給報告の発表を消化した上、クリスマス休暇が近づいていることから積極的な取引は手控えられ、小幅な値動きとなる可能性がある。  米農務省が発表した12月の需給報告は例年通り、小幅な修正にとどまった。1日の米中首脳会談を踏まえ、米国産大豆の需要が修正されるのではとの観測もあったが、輸出高や期末在庫の見通しは前月の水準に据え置かれた。  ただ、世界全体の大豆は、2018~19年度の期末在庫予測を1億1533万トン(前月1億1208万トン)に上方修正。ブラジルの生産高は1億2200万トン(同1億2050万トン)に引き上げており、過去最高になる見込みだ。  今週は需給報告より、中国が米中首脳会談後初めて、米大豆を大量購入したことが注目された。米農務省は13日、18~19年度渡しの中国向けで米大豆113万トンの成約があったと発表。14日にも、同様の30万トンの成約があったと公表した。  ただ、事前に予想されていた量より少なかったため、市場の反応は冷ややかだった。中国の報復関税で米大豆の対中輸出が停滞する中、シカゴ市場では中国の買い付け再開を見越して買いが優勢になっていたが、結果的に発表を受けて利食い売りが出て、「知ったらしまい」で値を消した格好だ。大豆相場が上向くには「中国の継続的な購入が必要」(アナリスト)なのは間違いない。  米商品先物取引委員会(CFTC)の取組高報告(11日現在)によると、ファンド筋はトウモロコシについて、前週までの売り越しから買い越しに転換。大豆の売越枚数は減少している。  14日の清算値は次の通り。  トウモロコシ3月物=前週末比0.75セント安の384.75セント、大豆1月物=16.25セント安の900.50セント、小麦3月物=1.25セント安の530.00セント(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 53.76 +1.52
NYMEX金先物 6月限 1344.6 +37.1
NYMEXプラチナ先物 7月限 805.8 +12.4
NYMEXガソリン 6月限 1.7355 +0.035
WTI ・・・ 53.69 +0
シカゴコーン ・・・ 441 +0.5
シカゴ大豆 ・・・ 903.25 -2.5
シカゴコーヒー ・・・ 98.45 +2.2
CRB商品指数 ポイント 0 +0