穀物市場 | 2019年02月09日 09:20 JST

〔シカゴ穀物展望〕米中閣僚級の貿易協議再開に注目=需給報告は反応薄(8日)

 【シカゴ時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物市場では、北京で14、15両日に再開される閣僚級の米中貿易協議に注目が集まりそうだ。3月1日の交渉期限を控え、協議に進展があるのか市場関係者は注視している。  中国は貿易問題の決着を図るため、3月1日までの首脳会談開催を打診したとされる。トランプ大統領も習近平国家主席と会談する意向を示していたが、その後、期限前に会談する「予定はない」と語った。ただ、米国は閣僚級協議の行方を見極める必要があり、首脳会談の実現は流動的との指摘もある。  こうした中、米農務省は今週、中国向けに米国産大豆計380万1000トンの成約があったと発表した。内訳は、4日発表分が2018~19年度渡し61万2000トン、5日が同260万3000トン、6日が同52万3000トンと19~20年度渡し6万3000トン。前回1月末の閣僚級協議後、中国による米大豆の大量購入が3日連続で確認されており、米農産物の輸入拡大に積極的な姿勢を印象付けている。  一方、同省は8日、2カ月ぶりに農産物需給報告を発表した。昨年末から35日間続き、過去最長となった政府機関の一部閉鎖の影響で、1月の公表は見送られていた。2月報告では、18~19年度の米トウモロコシ、大豆とも期末在庫予測を下方修正。世界全体では、トウモロコシが引き上げ、大豆は引き下げとなった。  また、18~19年度の米トウモロコシの最終生産高予想は144億2000万ブッシェル(前回の18年12月報告146億2600万ブッシェル)と、市場予想の145億3200万ブッシェルを下回った。相場はこれを好感して上伸したが、世界在庫の上方修正などもあり、その後値を消した。市場では米トウモロコシと大豆が「強い内容になるのは織り込み済み」(アナリスト)だったとみられ、大豆相場も反応が鈍かった。  8日の清算値は次の通り。  トウモロコシ3月物=前週末比4.00セント安の374.25セント、大豆3月物=3.25セント安の914.50セント、小麦3月物=7.00セント安の517.25セント(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 57.62 -0.03
NYMEX金先物 8月限 1411.2 -4.3
NYMEXプラチナ先物 8月限 842.3 -0.1
NYMEXガソリン 7月限 1.8918 +0.0067
WTI ・・・ 57.41 +0
シカゴコーン ・・・ 435.25 -1
シカゴ大豆 ・・・ 887.75 -1
シカゴコーヒー ・・・ 104.1 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0