穀物市場 | 2019年02月16日 07:18 JST

〔シカゴ穀物展望〕米農務省の作付面積予測に注目=米中閣僚級協議が再開(15日)

 【シカゴ時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物市場では、米農務省が21、22両日に開く農産物展望会議(アウトルック・フォーラム)に関心が集まりそうだ。同省が2019~20年度の米国産トウモロコシや大豆の作付面積について、どのような予測を示すか注目される。週明け18日はプレジデンツデーの祝日で、休場となる。  農務省は昨年11月に公表した米農産物の長期需給予測の骨子で、19~20年度の作付面積について、トウモロコシが前年度比3.3%増の9200万エーカー(前年度8910万エーカー)、大豆は7.4%減の8250万エーカー(同8910万エーカー)との見通しを示した。展望会議では、その後の状況変化を踏まえた最新予測が示される。  北京で15日までの2日間行われた米中閣僚級の貿易協議では、中国の構造改革問題などで溝を埋められなかったもようだ。米中は来週、ワシントンで次官・閣僚級協議を再開する。米国が協議進展を条件に3月1日の期限の60日延長に応じる可能性のほか、首脳会談開催の観測が浮上しており、トランプ大統領も15日、交渉期限が「延長されるかもしれない」と語った。  こうした中、米農務省が14日発表した週間輸出成約高(18年12月28日~19年1月3日)によると、米大豆の18~19年度の週間純成約高はマイナス61万2000トンと、市場予想レンジ(プラス60万~100万トン)を大幅に下回った。中国向け80万7000トンがキャンセルされた影響が大きい。  14日のシカゴ大豆相場は、交渉期限延期の可能性や中国の成約キャンセルの発表を受けて急落。市場からは「中国が米大豆購入を急がなくなり、今後も成約キャンセルが出るのではとの見方が広がり、失望売りが助長された」(アナリスト)との声が聞かれた。  一方、ブラジル国家食糧供給公社(Conab)は今週、18~19年度の同国産大豆の生産高予測を前年度比3.3%減の1億1534万トン(前月予想1億1880万トン)に下方修正。主産地での高温・乾燥天候が要因で、同国の農業調査会社アグルーラルも1億1250万トン(1億1690万トン)に引き下げた。  15日の清算値は次の通り。  トウモロコシ3月物=前週末比0.50セント高の374.75セント、大豆3月物=7.00セント安の907.50セント、小麦3月物=13.00セント安の504.25セント(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 60.23 +0
NYMEX金先物 4月限 1301.7 +16.4
NYMEXプラチナ先物 4月限 859.6 +10.4
NYMEXガソリン 3月限 1.9166 -0.0015
WTI ・・・ 60.07 +0
シカゴコーン ・・・ 371.5 -0.25
シカゴ大豆 ・・・ 906 +0.25
シカゴコーヒー ・・・ 94.75 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0