穀物市場 | 2019年02月23日 09:58 JST

〔シカゴ穀物展望〕米コーン、底堅いか=今週後半の強地合い引き継ぎ(22日)

 【シカゴ時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロコシ先物相場は、米中貿易協議進展への期待感を背景とした今週末にかけての堅調地合いを引き継ぎ、底堅く推移する可能性がある。米農務省は今週開催した農産物展望会議(アウトルック・フォーラム)で、2019~20年度の米国産トウモロコシと大豆の期末在庫が前年度比で減少するとの見通しを示した。  同省は21、22の両日開催した展望会議で、19~20年度の米トウモロコシの作付面積が前年度比3.3%増の9200万エーカー、大豆は4.7%減の8500万エーカーになるとの予測を公表。期末在庫は、トウモロコシが4.9%減の16億5000万ブッシェル、大豆は7.1%減の8億4500万ブッシェルと予想した。  トウモロコシに関しては、生産高が3.3%増の148億9000万ブッシェル(前年度144億2000万ブッシェル)と予測したが、150億ブッシェルに届かなかった。期末在庫も17億ブッシェルを下回り、市場からは「やや強い内容だった」(アナリスト)との評価が聞かれる。  作付面積は市場予想平均値(9151万2000エーカー)を上回った。ただ、米中貿易摩擦で米大豆の対中輸出が減少する中、農家が大豆からトウモロコシにシフトするとの見方は既定路線。中には、9300万エーカー超の予想もあり、「さほど弱材料視されなかった」(同)ようだ。  ワシントンで今週開かれた米中閣僚級貿易協議では、中国が巨額の対米貿易黒字を削減するため、米農産物の輸入を年300億ドル相当増やすと提案したと報じられた。大豆やトウモロコシなどが候補とされるが、市場関係者の間では成約後のキャンセルを警戒する向きもある。  一方、南米の天候は改善している。高温・乾燥天候に見舞われていたブラジルの産地では、二期作トウモロコシの生育を促す降雨が観測されており、シカゴ相場にとっては圧迫要因となる。  こうした中、ブラジルの農業調査会社アグロコンサルトは、19年の同国産大豆輸出見通しを7020万トン(従来予想7300万トン)に下方修正。米中貿易摩擦が緩和されれば、ブラジルの大豆輸出は抑えられるとの見方を示している。  22日の清算値は次の通り。  トウモロコシ3月物=前週末比0.50セント高の375.25セント、大豆3月物=2.75セント高の910.25セント、小麦3月物=17.50セント安の486.75セント(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 60.23 +0.02
NYMEX金先物 4月限 1301.7 +16.2
NYMEXプラチナ先物 4月限 859.6 +10.4
NYMEXガソリン 3月限 1.9166 -0.0015
WTI ・・・ 60.07 +0
シカゴコーン ・・・ 371.5 -0.25
シカゴ大豆 ・・・ 906 +0.25
シカゴコーヒー ・・・ 94.75 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0