穀物市場 | 2019年04月13日 09:33 JST

〔シカゴ穀物展望〕米国が天候相場入り=コーン作付け状況に注目(12日)

 【シカゴ時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物市場では、米中西部の天候と今後本格化するトウモロコシの作付け状況への関心が高まりそうだ。米国では天候相場に入り、市場関係者は産地の気象情報に一段と注目する。  主産地の中西部では今週末にかけ、サウスダコタ、ミネソタ両州など北西域で爆弾低気圧に伴う暴風雪に見舞われた。中西部では来週も、後半を中心に広い範囲で降雨が予報されている。  こうした中、農務省は8日発表のクロップ・プログレスで、トウモロコシの作付け進捗(しんちょく)率を今年初めて公表。7日現在の進捗(しんちょく)率は2%と、ロイター通信がまとめた市場予想平均、過去5年平均、前年同期と同じだった。作付け作業の遅れは初期段階の数字に表れていない。  クロップ・プログレスによると、産地の土壌水分は依然として過多の割合が大きい。ただ、近年は農業技術の進歩で、農地の状態が改善すれば短期間で作付け作業を終えることが可能だ。事実、作付けが遅れても最終的に豊作になった年も多く、4月後半に作付けが一気に進む可能性もある。  また、農務省は9日発表の4月の需給報告で、2018~19年度の米国産トウモロコシの期末在庫予測を20億3500万ブッシェルと、前月(18億3500万ブッシェル)から大幅に上方修正。ロイター通信の市場予想平均(19億9100万ブッシェル)も上回り、20億ブッシェルの大台に乗せた。飼料、エタノール、輸出需要をいずれも下方修正したことが要因だ。  世界のトウモロコシについても、欧州連合(EU)、ブラジル、アルゼンチンの生産高を軒並み上方修正。期末在庫は3億1401万トン(前月3億0853万トン)に引き上げられ、市場予想平均(3億1116万トン)も上回った。  今回の需給報告はシカゴ・トウモロコシにとってかなり弱い内容になったが、相場は発表前に既に値崩れしており、発表後は「知ったらしまい」の戻りを見せた。中心限月5月きりは一時355.25セントまで下げたものの、9日の清算値は前日と変わらずの360.00セントだった。  米商品先物取引委員会(CFTC)の取組高報告(9日現在)によれば、ファンド筋はトウモロコシの売越枚数を前週に比べて増加させる一方、大豆の売越枚数は減少させた。  12日の清算値は次の通り。  トウモロコシ5月物=前週末比1.50セント安の361.00セント、大豆5月物=3.75セント安の895.25セント、小麦5月物=3.25セント安の464.50セント(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 53.76 +0.78
NYMEX金先物 6月限 1344.6 +0
NYMEXプラチナ先物 7月限 805.8 +8.2
NYMEXガソリン 6月限 1.7355 +0.0187
WTI ・・・ 53.69 +0
シカゴコーン ・・・ 441 -2.25
シカゴ大豆 ・・・ 903.25 -4
シカゴコーヒー ・・・ 96.25 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0