穀物市場 | 2019年07月20日 07:33 JST

〔シカゴ穀物展望〕天候リスク懸念が後退=米中西部は気温低下へ(19日)

 【シカゴ時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物相場では、主産地である米中西部の天候が引き続き注目材料となる。高温・乾燥の天候リスク懸念は後退しており、来週は作物の生育に理想的な天候が続く見通し。相場は上値が抑えられる可能性がある。  米気象予報センター(CPC)の6~10日予報(25~29日)によると、中西部の気温は南部を中心に平年より低めで、降水量は全域で少なめの見通し。このところ気温の高い日が続いていたが、最新の天気予報を見ると、来週は最高気温がセ氏25度を下回る地域もあると予想されている。  ただ、米農務省発表のクロップ・プログレス(14日現在)によると、トウモロコシの作柄状況は「優」「良」の占める割合が前週比1ポイント上昇の58%。依然として前年同期(72%)を大幅に下回っている。州別では、全米トップの生産高を誇るアイオワが62%、2位のイリノイが42%、3位のネブラスカが76%。  同省が6月末に発表した作付面積報告によれば、トウモロコシは前年比3%増の9170万エーカー。ロイター通信がまとめた市場予想平均(8666万2000エーカー)を大幅に上回った。  しかし、今年は春の洪水や長雨でトウモロコシの作付け作業が平年より大幅に遅れ、トウモロコシの作付け放棄や大豆への切り替えが増えたとされる。米農業調査会社プロファーマーは、トウモロコシの作付け放棄面積は7月初めの時点で700万~800万エーカーに上るとみている。  一方、米中両政府は18日、閣僚級の貿易協議を電話で行い、今後の日程について話し合った。トランプ大統領は「中国による米農産物の大量購入」を先の首脳会談の成果と主張しているが、中国政府は公式に言及していない。  こうした中、ロイター通信によると、中国は先週、米国産ソルガム(モロコシ)5万1072トンを買い付けた。購入規模としては4月以降で最大だという。  19日の清算値は次の通り。  トウモロコシ12月物=前週末比23.50セント安の435.75セント、大豆11月物=12.25セント安の919.25セント、小麦9月物=20.50セント安の502.50セント(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.13 +0.75
NYMEX金先物 8月限 1504.6 -4.6
NYMEXプラチナ先物 9月限 850.6 -3.9
NYMEXガソリン 8月限 1.6811 +0.0254
WTI ・・・ 56.13 +0
シカゴコーン ・・・ 359.5 +1.5
シカゴ大豆 ・・・ 855.75 +4.25
シカゴコーヒー ・・・ 92.7 +1.25
CRB商品指数 ポイント 0 +0