穀物市場 | 2019年08月24日 07:20 JST

〔シカゴ穀物展望〕コーン、底堅いか=産地では気温低下の見通し(23日)

 【シカゴ時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物相場は、米中西部の穀物産地で今後、気温が低下するとの見通しなどを背景に底堅く推移する可能性がある。農業調査会社プロファーマーがこの日発表した2019年の全米の生産見通しによると、トウモロコシと大豆の単収と生産高はいずれも農務省の予測を下回った。  プロファーマーは中西部7州で19~22日に実施したクロップツアーの結果に基づき、トウモロコシと大豆の生産見通しを公表した。それによると、トウモロコシの単収は1エーカー当たり163.3ブッシェル、生産高は133億5800万ブッシェル。農務省が8月の需給報告で示した予測(単収169.5ブッシェル、生産高139億0100万ブッシェル)をともに下回った。  大豆は、単収が46.1ブッシェル(農務省予測48.5ブッシェル)、生産高は34億9700万ブッシェル(同36億8000万ブッシェル)。中西部7州のトウモロコシの単収や大豆のさや数は軒並み前年の結果を下回っており、作付け作業が大幅に遅れた影響で、全体的に作柄が平年に比べて劣っていることが裏付けられた。  産地では今週末以降、気温の低下が見込まれており、生育への影響が警戒されている。ただ、降霜をもたらすほどの低温にはならないため、「一時的な支援材料にすぎない」(アナリスト)との見方もある。  コーンベルトでは今週、まとまった雨が確認され、作物の生育に必要な「恵みの雨」と評価されている。このため、単収は今後改善されるとの観測も出ている。あるクロップツアー参加者は「作柄は改善している。(トウモロコシ生産高が全米トップの)アイオワ州はほぼ平年並みの作柄になりそうだ」と話している。  一方、中国政府は23日、米国による制裁関税「第4弾」への報復として、米国からの輸入品(約750億ドル相当)に9月1日から最大10%の追加関税を課すと表明した。米中貿易摩擦が一段と激化するのは必至で、穀物相場も地合いが弱まる可能性がある。  米商品先物取引委員会(CFTC)の取組高報告(20日現在)によると、ファンド筋はトウモロコシについて、前週までの買い越しから売り越しに転換した。  23日の清算値は次の通り。  トウモロコシ12月物=前週末比13.00セント安の367.75セント、大豆11月物=23.25セント安の856.50セント、小麦12月物=0.25セント高の477.75セント(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 54.85 +6.12
NYMEX金先物 9月限 1490.9 +15.9
NYMEXプラチナ先物 10月限 952.2 +4.6
NYMEXガソリン 9月限 1.5531 +0.1699
WTI ・・・ 54.71 +0
シカゴコーン ・・・ 368.75 +2.5
シカゴ大豆 ・・・ 898.75 +0
シカゴコーヒー ・・・ 99.5 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0