穀物市場 | 2019年09月14日 08:51 JST

〔シカゴ穀物展望〕中国の輸入再開で底堅いか=天候リスクになお警戒感(13日)

 【シカゴ時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物市場は、中国による米農産物の輸入再開に向けた動きを背景に、底堅く推移する可能性がある。米農務省が12日発表した9月の農産物需給報告はトウモロコシや大豆相場にとってやや弱い内容となったが、10月上旬に予定される米中閣僚級の貿易協議をにらみ、歩み寄りをアピールする両国の姿勢がこうした弱材料を打ち消した格好だ。  中国商務省は12日、貿易摩擦の激化に伴い8月から中断している米農産物の一部輸入を認める方針を表明。国営新華社通信は翌13日、中国政府が米農産物の輸入再開に向け、米製品に課している報復関税の対象から大豆などを除外すると報じた。  米農務省は13日、2019~20年度渡しの中国向けで、米国産大豆20万4000トンの成約があったと公表。中国による米大豆の大量買い付けが実際に確認された。  中国はこれに先立つ11日、報復関税の対象から潤滑油など16品目を除外すると発表。トランプ大統領は同日、10月1日に予定していた対中制裁関税の税率引き上げを15日に延期する方針を表明しており、閣僚級協議を前に妥結を模索する米中の駆け引きが活発化している。  9月の需給報告によると、19~20年度の米トウモロコシの生産高予測は137億9900万ブッシェルと、前月の139億0100万ブッシェルから下方修正された。大豆も36億3300万ブッシェル(前月36億8000万ブッシェル)に引き下げられたが、ロイター通信がまとめた市場予想はいずれも上回った。  一方、主産地の米中西部ではこのところ温暖な天候が続いており、早霜リスクに対する懸念は後退している。ただ、春の天候不順で作付け作業が滞った影響で、トウモロコシの成熟は平年に比べて大幅に遅れており、月末から10月中旬にかけて気温低下や降霜への警戒感が強まることも想定される。  13日の清算値は次の通り。  トウモロコシ12月物=前週末比13.25セント高の368.75セント、大豆11月物=41.00セント高の898.75セント、小麦12月物=19.75セント高の483.50セント(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 53.78 -0.13
NYMEX金先物 10月限 1488.2 +1.7
NYMEXプラチナ先物 11月限 894 -0.3
NYMEXガソリン 10月限 1.623 -0.0047
WTI ・・・ 53.7 +0
シカゴコーン ・・・ 391 -0.5
シカゴ大豆 ・・・ 934 +4.75
シカゴコーヒー ・・・ 95.7 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0