穀物市場 | 2019年09月21日 07:50 JST

〔シカゴ穀物展望〕コーン、底堅いか=主産地は高温多雨で理想的天候(20日)

 【シカゴ時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロコシ先物相場は、農務省が米国産の生産高を一段と引き下げるとの観測などを背景に、底堅い地合いが予想される。ただ、主産地の中西部では作物の生育に理想的な天候が続く見通しで、上値は抑えられそうだ。  米気象予報センター(CPC)の6~10日予報(26~30日)によると、中西部の気温は全域で平年より高めで、降水量は西部を中心に多めとなる見込み。最新の天気予報を見ても、月末にかけて大きな天気の崩れはなく、所によって最高気温がセ氏30度前後に達する日もあると予想されている。  今年は春の天候不順による作付け作業の停滞で、作物の生育が平年に比べて大幅に遅れており、秋の早霜被害が懸念されていたが、降霜リスクはひとまず後退。いまは、成熟に必要な土壌水分の状況が注視されている。  農務省発表のクロップ・プログレス(15日現在)によると、トウモロコシの作柄状況は「優」「良」の占める割合が前週と変わらずの55%(前年同期68%)。主産地のイリノイ州は1日時点で46%だったが、翌週の8日時点では38%と大きく落ち込み、作柄悪化への警戒感が広がった。ただ、今週15日現在は41%と、やや持ち直している。  中心限月12月きりのチャートを見ると、9日に352.25セントの安値を付けて底を打った後、上昇基調に転換。先週末から20日移動平均に下値を支えられている形だ。  一方、競合国との輸出競争の激化は相場の圧迫要因。2019~20年度のブラジルのトウモロコシ生産高は1億トンを上回るとの見通しが示されている。同国のトウモロコシの作付け作業はまだ本格化していないが、「将来的な荷圧迫が警戒される状況」(アナリスト)が続いている。  20日の清算値は次の通り。  トウモロコシ12月物=前週末比2.00セント高の370.75セント、大豆11月物=16.00セント安の882.75セント、小麦12月物=0.75セント高の484.25セント(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 53.78 -0.1
NYMEX金先物 10月限 1488.2 -0.4
NYMEXプラチナ先物 11月限 894 -0.3
NYMEXガソリン 10月限 1.623 -0.0056
WTI ・・・ 53.7 +0
シカゴコーン ・・・ 391 -0.5
シカゴ大豆 ・・・ 934 +4.75
シカゴコーヒー ・・・ 95.7 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0