鉄・非鉄金属 | 2019年06月10日 18:26 JST

〔インサイト〕LME銅、反発=米国の対メキシコ関税見送りで(10日)

 【マニラ・ロイター時事】欧州時間10日朝のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は反発。米政府がメキシコからの不法移民に絡んだ制裁関税の発動を見送ったことを受け、投資家心理が改善し、世界経済の減速懸念が和らいだ。  LMEの銅3カ月物は0735GMT(日本時間午後4時35分)時点で、0.6%高の1トン=5831ドル。7日は0.2%下落し、週間では0.5%安だった。上海先物取引所の銅中心限月は0.4%高の1トン=4万6260元で引けた。  10日に発表された5月の中国貿易統計で、銅の輸入が前月比10.9%減の36万1000トンとなったことも相場を支えた。  香港のアルゴノート・セキュリティーズのアナリスト、ヘレン・ラウ氏は「中国現物市場で大量の供給があり、輸入が減速した」との見方を示した。  5月の中国輸出は、米国の高関税にもかかわらず予想外に回復。半面、輸入の落ち込みは約3年ぶりの大きさとなり、内需の弱さをさらに示唆する内容になった。これにより、中国政府が景気対策を促される可能性がある。  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は顧客向けリポートで、「米中貿易摩擦の激化が商品相場にとって引き続き主要な逆風になる」と指摘。「需要をめぐる懸念の一部を和らげるような中国の景気対策を期待している」と述べた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 57.9 -0.17
NYMEX金先物 6月限 1414.3 +9.7
NYMEXプラチナ先物 7月限 811.7 +1
NYMEXガソリン 6月限 1.8549 -0.0045
WTI ・・・ 57.68 +0
シカゴコーン ・・・ 446.75 +2.5
シカゴ大豆 ・・・ 909 +5.5
シカゴコーヒー ・・・ 102 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0