石油 | 2015年12月25日 07:07 JST

〔NY金市況・詳報〕反発=ドル下落や原油上昇で(24日)

 【ロンドン・ロイターES=時事】24日の金塊現物相場は、クリスマス休暇を控えドル下落を手掛かりに反発した。原油相場の上昇も、追い風となった。  米東部時間午後0時43分(1743GMT)時点では、1オンス=0.54%高の1076.3ドル。過去2営業日の下落率は0.7%。  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物2月きりの清算値は0.71%高の1075.9ドル。25日は休場。取引は27日夕の通常時間に再開される。  今年の金価格は、米連邦準備制度理事会(FRB)が今月踏み切ったゼロ金利解除に至る利上げ観測から、9%安。3年連続での下落となっている。  ユリウス・ベアのアナリスト、ウォーレン・クレイジグ氏は「利上げ実施まで地合いは大いに悪化していたが、今では改善しており、これが短期的には相場を支援する」と指摘。一方、「だが、人々が低インフレや米経済成長のファンダメンタルズに焦点を当て始めれば、金相場への影響は再び下向きになる」と語った。  アナリストらによると、約10年ぶりの利上げが通過したことで、市場の関心は将来の利上げペースとなった。  金利上昇は、金利を生まない金の需要後退につながる。このため、相場の見通しは弱気で、来年末までに1000ドルを割り込むとの予想が多い。  金は原油相場に連動。金は原油主導のインフレに対するヘッジになるとみなされている。  マッコリーのアナリスト、マシュー・ターナー氏は「来年についてはインフレが全てだ。FRBの金利に関する見方は、市場よりもタカ派だ。それは、FRBがインフレが早急に上向くと楽観的に見ているからだ」と指摘。「これは金にとって良好だ。その条件の一つは原油価格が安定を維持するか上昇することだ」と述べた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.88 +0.2
NYMEX金先物 11月限 1284.4 -4.1
NYMEXプラチナ先物 10月限 932.1 -2.1
NYMEXガソリン 10月限 1.6301 +0.0106
WTI ・・・ 51.82 +0
シカゴコーン ・・・ 350 -0.75
シカゴ大豆 ・・・ 984.75 -1.25
シカゴコーヒー ・・・ 123.95 -0.2
CRB商品指数 ポイント 184.2388 +0