石油 | 2016年03月12日 08:25 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反発=IEAの強気、ゴールドマンの弱気が交錯(11日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】週末11日の米欧石油市場の原油先物相場は2%反発。米国産標準油種のWTIは4週連続で上昇した。  国際エネルギー機関(IEA)は同日、米国と石油輸出国機構(OPEC)非加盟国の産油量が急速に減少し始める一方、イラン産の供給拡大は劇的だとはいえないと分析。今年の非加盟国の減産幅を日量75万バレルと、従来予想(60万バレル)比25%上方修正した。  一方、米ゴールドマン・サックスはリポートで、米国の減産は過去最高水準の在庫が打ち消し、相場は数週間以内に急落する恐れがあると予測。供給が確実に長期にわたって減少するには相場が十分に下がる必要があるとして、今年の英国産標準油種の平均相場予想を1バレル=39ドルと、従来予想の45ドルから下方修正した。  パワーハウスのデービッド・トンプソン氏は「現在、見解は二つに割れているようだ。ゴールドマンの弱気と、IEAの強気だ」と指摘した。  北海ブレント中心限月の清算値は0.34ドル(約1%)高の40.39ドル。週間では4%上昇した。WTIの清算値は0.66ドル(約2%)高の38.50ドル。一時39.02ドルと、今年の高値を付けた。週間では7%高。  米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの統計で、国内原油掘削リグ稼働数が12週連続で減少したことは支援材料。稼働数は386基と、1年前と比べ480基減少し、2009年以来の低水準に落ち込んだ。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 71.28 +0.49
NYMEX金先物 6月限 1291.3 -8
NYMEXプラチナ先物 6月限 885 -5
NYMEXガソリン 5月限 2.2333 +0.0101
WTI ・・・ 71.18 +0
シカゴコーン ・・・ 402.5 +4.75
シカゴ大豆 ・・・ 998.5 +21.75
シカゴコーヒー ・・・ 118 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0